おしゃれなオリジナルTシャツを作りたい!
オリジナルデザインのTシャツは、幅広いシーンで役立ちます。自分用に楽しめるのはもちろん、ノベルティや友人へのギフト、チームの絆を深めるためのアイテムとしても人気です。素敵なデザインのTシャツを作り、生活やビジネスをさらに豊かなものにしていきましょう。
今回は、おしゃれなデザインのオリジナルTシャツを作るポイントをご紹介します。Tシャツの作成が初めての人でも、デザインのポイントをつかめばプロ顔負けのアイテムが作成できますよ。
Tシャツをデザインするときの7つのポイント
Tシャツをデザインするときのポイントは、おもに以下の7つです。
- 類似色と補色を使い分ける
- 強調したいモチーフを厳選する
- 既製品やデザイン集から着想を得る
- 納品前に第三者に確認してもらう
- 生地の質感やサイズ感によって仕上がりが異なると理解する
- トレンドや流行を取り入れる
- 使用シーンから逆算してデザインする
一つずつ具体的に解説していきますので、おしゃれなTシャツを作成するために役立ててくださいね。
類似色と補色を使い分ける
Tシャツのデザインでは、類似色と補色を使い分けるのがポイントです。類似色とは、色相環(色を環状に配置したもの)で隣り合っている色です。たとえばオレンジと黄色、赤と紫などが代表的で、類似色を組み合わせることでデザインに自然な統一感が生まれます。
補色とは、色相環において対極に位置する色です。黄色と青、緑と赤などが代表的です。補色を使うことでデザインにメリハリが生まれ、インパクトを与えられます。Tシャツが伝えたいイメージに沿い、バランスよく色を組み立てていきましょう。
強調したいモチーフを厳選する
オリジナルTシャツの作成では、強調したいモチーフを厳選することで、デザインに一貫性が生まれます。たとえばエコロジーやサスティナブルをアピールしたい場合、デザインでは地球・動物・花・人・海など、さまざまな要素が連想されますよね。
しかしすべての要素を組み込んでしまうと、結局何を伝えたいのかがわからなくなってしまいます。あえて一部の要素を削ぎ落し、「地球を中心に大きく描く」「人と動物を1体ずつ描く」などの手法を取ることで、デザインに込められたメッセージが伝わりやすくなります。
既製品やデザイン集から着想を得る
Tシャツのデザインで迷ったときは、既製品やデザイン集から着想を得てみましょう。デザインのセンスは生まれ持った感受性や才覚に依存するケースも多いため、苦手であればゼロから生み出す必要はありません。
もちろん「他社デザインをほぼトレース」は著作権の観点からNGですが(金銭が発生せず、個人用であればOKの場合もあります)、アイデアの種にさせてもらったり、配色のお手本にさせてもらったりなどはOKです。
納品前に第三者に確認してもらう
Tシャツのデザインが出来上がったら、納品前に第三者に確認してもらいましょう。Tシャツを作成する際は、オリジナルグッズ作成サービスへの依頼が一般的です。多くのサイトでは、一度納品した後にデザインの変更はできません。
自分では「最高のデザインだ!」と思えるようなTシャツも、客観的に見たときには改善点が多い可能性があります。自分以外の人のセンスや価値観を柔軟に取り入れることで、さらにおしゃれなデザインが生まれるでしょう。
生地の質感やサイズ感によって仕上がりが異なると理解する
Tシャツをデザインするときは、生地の質感やサイズ感による仕上がりの違いを加味してください。たとえば同じデザインであっても、コットンかポリエステルかによって、完成品のイメージが大きく異なります。
また複数サイズのTシャツを作成する際は、小さいサイズと大きいサイズではデザインの印象が変わるものです。とくに大きいサイズのTシャツ作成では、デザインが想定よりも小さくなってしまう可能性を把握しておきましょう。
トレンドや流行を取り入れる
Tシャツのデザインで迷ったときには、トレンドや流行を取り入れることをおすすめします。ストリートファッションが流行している場合は、グラフィティ系のデザインを取り入れることでおしゃれに仕上がりやすくなるでしょう。
ただし、トレンドは時としてあっという間に過ぎ去ってしまうもの。だからこそ流行に依存しすぎず、「トレンドのカラーだけを一部取り入れる」や「トレンドの要素を取り入れつつ、老若男女が着やすいデザインにする」などの工夫が大切です。
使用シーンから逆算してデザインする
使用シーンから逆算してデザインすることも、Tシャツ作成において重要です。たとえば「夏用に、軽くて耐久性が高いTシャツを作りたい」と思った場合、熱に強く日焼けが起こりにくいポリエステル素材が選ばれる傾向にあります。
しかしポリエステル素材では、一般的な印刷方法の一つである「インクジェットプリント」が使えません。その結果、シルクスクリーンプリントという方法が使われる場合が多いでしょう(サイトによっては他の方法が用意されているケースもあります)。
シルクスクリーンプリントは仕上がりが美しく耐久性に優れていますが、少量発注の場合は、カラー数が増えるほどコストが高くなってしまいます。デザイン時からカラーを制限することで、コストを抑えたTシャツ作成が可能です。
インスタ映え間違いなし!おしゃれなTシャツデザイン案3選
ここでは、おしゃれなTシャツデザインの案を3つご紹介します。
- 幾何学模様でスタイリッシュに
- 中央に正方形のシルエットを置く
- 全面プリントでインパクト大
定番デザインとトレンドの魅力をそれぞれつかみながら、おしゃれなデザインを作っていきましょう。
幾何学模様でスタイリッシュに
おしゃれなTシャツデザインの案として、幾何学模様が挙げられます。男性も女性もクールに着こなしやすいテーマであるだけではなく、昨今のサイバーパンクファッション人気の高まりが影響し、注目度が上昇中です。
20代前後の若い人向けであれば、流行の韓スト(韓国ストリートファッション)にも合わせやすいでしょう。
中央に正方形のシルエットを置く
センスに自信がない人でも手軽に試せるデザインが、中央に正方形のシルエットを置く方法です。
Tシャツのボディに大きく正方形を描き、内部にデザインを構成していきます。正方形の外側と内側でメリハリが生まれるため、デザインが膨らみすぎるリスクを抑えられるのがメリットです。
全面プリントでインパクト大
独自性が高いTシャツをデザインしたい人には、全面プリントがおすすめです。柄やモチーフのパターン化はもちろん、写真をフルカラーで印刷するのもよいでしょう。
全面プリントにおける写実的なデザインや、グラデーションを取り入れた鮮やかなデザインの場合は、細かな部分まで繊細に表現しやすいインクジェットプリントの手法がおすすめです。
初めてのTシャツ作成なら「ヨセミテ」
今回は、オリジナルTシャツを作成する際のデザインのコツをご紹介しました。
初めてオリジナルTシャツを作成する人には、オリジナルグッズ作成サービス「ヨセミテ」がおすすめです。ヨセミテではサイト内にデザインツールを備えており、誰でも手軽にプロのようなデザインが作成できます。
またヨセミテでは、Tシャツだけではなく幅広いグッズにおいてオリジナルデザイン作成が可能です。まずはぜひ一度、ヨセミテの商品ラインナップをチェックしてみてくださいね。