フェルトのサウナハットとは?生地の特徴やメリット・デメリットを紹介

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オリジナルサウナハットの生地は、フェルトを採用してもいい?

昨今のサ活(サウナ活動)ブームに伴い、サウナに関連する多くのオリジナルグッズが展開されています。なかでも、ファッション性と利便性が両立されたサウナアイテムの一つが「サウナハット」です。

今回は、素材を利用したサウナハットのメリット・デメリットをご紹介します。フェルトで作られたサウナハットならではの特徴を学びながら、オリジナルグッズ作成やギフトの参考にしていきましょう。

サウナハットとは|意味や用途を解説

サウナハットとは、サウナの熱から頭部を守るアイテムです。熱は、下から上に移動する性質を持ちます。サウナ室で足元は丁度良い温度でも、頭部は自分が思っている以上に暑さを感じている場合があります。

サウナハットで余分な熱を遮断することでのぼせにくくなり、余裕を持って安全にサウナを楽しめるようになるのです。またサウナの熱から髪の毛を守れるため、熱や乾燥でパサパサになりにくくなります。もちろん、頭皮や耳などの肌も熱のダメージから守られます。

とくにサウナ室内の蒸気浴「ロウリュ」を楽しむ場合は、室内の温度が急激に上昇するため、サウナハットの耐熱効果が役立つでしょう。オリジナルデザインのサウナハットの場合は、自分らしいファッションでサウナを楽しめる点も魅力です。

フェルト生地のサウナハットのメリット

ここでは、フェルト生地のサウナハットのメリットについてご紹介します。一般的なアパレルアイテムではポリエステルやコットン製などが多く、フェルトのアイテムは少ない傾向にありますよね。身近なようで実はあまり知られていない、フェルトの特徴について学んでみましょう。

耐熱性に優れており、サウナで使っても劣化しにくい

フェルトのサウナハットのメリットは、耐熱性に優れている点です。サウナハットは高温のサウナ室で利用するため、耐熱性は最も優先したい要素です。耐熱性が低い素材のサウナハットでは、熱を溜めやすく火傷の原因になったり、質感が損なわれやすくなったりします。

フェルトのサウナハットであれば、低温度の岩盤浴から100℃付近の高温サウナまで、問題なく使用できます。サウナのタイプによってサウナハットを使い分ける必要がないため、一つのアイテムを末長く使えるでしょう。

クッション性が高く、痛くなりにくい

フェルトのサウナハットはクッション性に優れており、長時間被っていても痛くなりにくいことがメリットです。頭の大きさや髪の毛のボリュームにとらわれず、誰でも心地よく着用できるでしょう。

サウナハットは他の帽子系アイテムとは異なり、アジャスター(サイズを調整するための仕組み)が備えられていない傾向にあります。購入・作成後に「サイズが合わなくて使えない」という事態にならないためにも、頭部を優しく包み込んでくれるフェルト製をおすすめします。

肌触りが気持ちよく、使い心地が良い

フェルトのサウナハットのメリットは、肌ざわりが気持ちよく使い心地が良いところです。とくに1日何回もサウナに入る人や、毎週のようにサウナ施設に通っている人にとっては、長時間肌に触れる素材が良質であることが大切です。

10分程度の使用であれば、素材感の違いはわかりにくいものですよね。しかしサウナ・浴場・水風呂のサイクルを何度も続けていると、心地よい質感のありがたさがわかります。常用品において「使う際にストレスを感じない」というメリットは欠かせません。

フェルト生地のサウナハットのデメリット

ここでは、フェルト生地のサウナハットのデメリットをご紹介します。使い心地の良さや耐熱性が自慢のフェルトですが、長所もあれば短所もあるものです。フェルト製のサウナハットの注意点を理解し、オリジナルサウナハット制作に役立てていきましょう。

摩擦に弱く、お手入れに手間がかかる

フェルトのサウナハットは、他の素材と比べて摩擦に弱いため、お手入れに手間がかかる場合があります。素材の風合いを生かしたものや装飾がついているフェルト製品は、そもそも洗濯自体が推奨されていない場合もあります。

フェルト製品を洗濯する際は、手洗いが基本です。30℃程度のぬるま湯におしゃれ着専用洗剤を入れ、優しく押すように汚れを落としていきます。脱水後はできるだけ伸ばし、型崩れを防ぎましょう。

伸縮性に乏しく、サイズが固定される

伸縮性に乏しくサイズが固定される点も、フェルトのデメリットの一つです。フェルトは優しい肌ざわりが自慢の素材ですが、サイズが合わなかったときに調整しにくいことが挙げられます。そのため、一つのサイズで老若男女が楽しむためには、あらかじめゆったりとしたサイズを作る必要があります。

さらに洗濯機で洗ってしまうと、サイズが一回りも二回りも小さくなってしまいがちです。一度縮んだフェルト製品は、なかなか元に戻りません。

強い力が加わると破損しやすい

フェルトのサウナハットでは、強い力が加わると破損しやすい点に注意しましょう。そもそもフェルトとは、動物の毛を織らずに圧縮して固めた素材です。切りっぱなしでもほつれにくいという利点もありますが、横から引っ張られると簡単に変形してしまいます。

洗濯機や乾燥機による刺激に弱いだけではなく、小さい子どもに乱暴に扱われたり、ペットに噛まれたりしてしまうと、あっという間にボロボロになってしまう可能性もあるでしょう。

フェルト以外のサウナハットの素材は?

ここでは、フェルト以外のサウナハットの素材についてご紹介します。どの素材にもそれぞれのメリット・デメリットがあるものです。サウナの使い方やライフスタイルと照らし合わせつつ、自分に合った素材選びの参考にしていきましょう。

リネン

リネンとは、亜麻の茎を原料にして作られた繊維です。リネンのサウナハットは、コットン製と同様に吸水性に優れており、汗をすぐに吸い取ってくれます。さらに抗菌性が高く臭いも付着しにくいため、衛生面でも安心して使用できるでしょう。

何より着目するべきは、素材自体の耐久性です。摩擦に強く洗濯機でも洗えるため、簡単にメンテナンスが可能です。ただしシワになりやすく、素材の風合い上どうしても表面が毛羽だって見える場合があります。

タオル

タオルは、パイル織の布の総称です。バスタオルに代表されるように、吸水性に非常に優れている点が特徴です。さらにフェルト製と同様に肌ざわりも柔らかく、シワにもなりにくい素材といえます。また折り畳みやすく持ち運びが容易な点も魅力です。

ただし、ループ状のパイル生地は爪や突起物に引っかかりやすく、小さなアクシデントで見た目が損なわれてしまう可能性があります。フェルト・リネン・タオルそれぞれの利点を比べながら、ベストな素材をセレクトしていきましょう。

オリジナルサウナハット作成なら「ヨセミテ」で!

今回は、フェルト素材で作られたサウナハットの特徴をご紹介しました。フェルトのサウナハットは手作りも可能ですが、多くの手間と時間がかかります。サウナハットの作成では、オンラインで簡単に注文できるWebサービスをおすすめします。

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