Tシャツの印刷って?種類やプリントするときの注意点

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オリジナルTシャツを製作したい!必要な知識は?

「オリジナルグッズを製作したい」と思ったときに、多くの人がTシャツを連想するのではないでしょうか。Tシャツは製作のコストパフォーマンスが比較的高く、普段使いがしやすい点が魅力です。

 

今回は、オリジナルTシャツの製作時に必要な知識をご紹介します。基本的なTシャツの種類や印刷の方法を中心に解説していきますので、オリジナルTシャツを製作する際の参考にしてくださいね。

知っておきたいTシャツの6つの種類

ここでは、Tシャツを製作する際に知っておきたい「Tシャツの種類」をご紹介します。種類によって適切な使用用途やコーディネートは異なります。ターゲット層や着用するシチュエーションを想像しながら、用途に合ったデザインを選択していきましょう。

プレーン(レギュラー)

プレーン(レギュラー)Tシャツは、ジャストサイズで着るタイプの定番Tシャツです。最大の特徴として、デザインやプリントが印刷されていない無地のTシャツであることが挙げられます。

 

一般的にはワンカラ―で作られており、シンプルなデザイン性から幅広い年齢層に人気です。カジュアルからフォーマル、アウトドアまでさまざまなシーンで着こなせます。

クロップド

クロップドTシャツとは、ウエストや胸の付近で切り落とされたようなデザインのTシャツを指します。短い丈で着こなすためおしゃれなコーディネートに合い、女性はセクシーさをアピールしやすいことが特徴です。

 

おへそが露出するような非常に短いクロップドTシャツも存在していますが、長めのクロップドはベルトが見える程度の丈が保持されているため、誰でも安心して着用できます。

ラグラン

ラグランTシャツとは、袖がラグランスリーブにデザインされているTシャツです。ラグランスリーブとは、首から脇にかけて斜めにラインが入る袖を指します。

 

ラグランTシャツでは、胴体の布地と首・腕周りの布地が異なる種類で縫われていることが一般的です。Tシャツの中では七分丈のデザインが多いことも特徴といえるでしょう。

ラウンド

Tシャツにおけるラウンドとは、襟が丸くカットされたデザインを指します。Uネックよりも襟ぐりが深く、おもにレディース用のTシャツに用いられるデザインです。

 

首元や鎖骨が横に広く見え、優しく女性らしい印象を与えます。もちろん男性用のアイテムも多く、男女問わずカジュアルシーンでのコーディネートが適しています。

クルーネック

クルーネックとは、首元のラインが丸首型になっているデザインです。もともとは船の状船員(クルー)が着用していたことから名づけられました。

 

首元が比較的高い位置で止まるデザインが特徴的で、通常のTシャツよりもスポーティーな印象を与えます。ジーンズのようなカジュアルアイテムはもちろん、ジャケットやカーディガンとの相性も良いことが魅力です。

フレンチスリーブ

フレンチスリーブは、袖の切り替え部分が存在していないデザインのTシャツです。筒状にした布に穴を開けたようなデザインで、身頃(Tシャツの前面・背面)から裁ち出された袖を指します。

 

袖口が広いだけではなく、上品で美しいシルエットが特徴的です。女性らしいイメージを与え、通気性も優れており、フォーマルなシーンでも着用できるデザインだといえるでしょう。

ビックシルエット

ビックシルエットは、ジャストフィットと比べて大きくデザインされたTシャツです。肩幅や身幅がワイドなシルエットであるため、ルーズさやカジュアルな印象を与えます。

 

ボディラインを隠しやすく、どんな体型の人でも比較的着やすいデザインです。中でもストリート系やロック系、アウトドア系のコーディネートとの相性がよいでしょう。

Tシャツのおもなプリント方法

ここでは、Tシャツのおもな印刷方法についてご紹介します。同じようなデザインでも、印刷方法によって仕上がりのイメージが変わります。それぞれの印刷方法の違いや特徴を学び、理想のオリジナルTシャツの製作に役立てていきましょう。

シルクスクリーン

シルクスクリーン印刷は、メッシュ状の版に穴を作り、穴の部分にだけインクを落として印刷する方法です。Tシャツの代表的な印刷方法の一つで、比較的低コストで量産できます。

 

シルクスクリーン印刷で作られたTシャツは、他の印刷方法よりもインクを厚めに塗れるため、鮮やかな色彩に仕上がります。利用するカラーの色によって値段が変動するため、デザイン考案の時点から予算を考える必要があるでしょう。

デジタル転写

デジタル転写は、転写紙にデザインと糊をプリントした「転写シート」を生地に圧着させて印刷する方法です。紙にプリントするため発色がよく、インクが滲みにくいことが特徴です。

 

版代が発生しないため、Tシャツの枚数が少ない場合はシルクスクリーン印刷よりお得に印刷できます。印刷部分の通気性が悪くなるため、大きなデザインを印刷する際は使用用途と相談しましょう。

インクジェットプリント

インクジェットプリントは、生地の上にインクを定着させて印刷する方法です。プリンターと同じような原理で行われ、色が鮮明で着色力が強いことが特徴です。

 

耐熱性や耐水性にも優れており、色褪せしにくいためさまざまなシーンで着用できるTシャツが作れるでしょう。ただし、ポリエステルやナイロンには印刷できません。利用の際は、ほぼコットン素材のTシャツのみになります。

オンデマンド

オンデマンド印刷は、印刷方法であると同時に「オフセット印刷」と対立する印刷の概念です。オフセット印刷では製版が必要になり、マゼンタ・シアン・イエロー・ブラックの4色をそれぞれの色ごとに印刷します。

 

対してオンデマンド印刷では、4色を同時に印刷することが特徴です。データを入稿した後にすぐ印刷処理が可能で、版を作る必要がありません。そのため少部数・少量のTシャツ製作との相性がよいでしょう。

 

「必要なときに必要な枚数だけ印刷したい」という人におすすめの印刷方法です。ただし枚数が増えてくると割高になるため、将来的な予定枚数を考えながら決めていく必要があります。

オンデマンド転写

オンデマンド転写では、インクジェットプリントを行った転写フィルムを使用します。プリントされた部分のみを熱プレスし、生地に転写させる方法です。

 

細かなデザインにも対応しやすく、仕上がりが美しく耐摩擦性にも優れたTシャツが仕上がります。ただし印刷部分にラバー感があるため、通気性を重要視する際はデザインに注意しましょう。

 

ヨセミテでオンラインでTシャツを注文する際は、オンデマンド転写を採用しています。それ以外のプリント方法での対応ももちろん可能です。内容によって費用が変わります。LINEからお問い合わせください。

 

昇華転写

昇華転写とは、転写紙とポリエステル生地を重ね、熱や圧力を加えながら印刷する方法です。グラデーションの表現が得意で、写真でも鮮明に印刷できます。

 

生地の風合いを損ないにくいことも魅力であるため、素材感を生かしたTシャツ作りをしたい人におすすめです。ただし大量生産でも一個の単価が下がりにくい傾向があるため、予算と相談していきましょう。

Tシャツをプリントする際の注意点

Tシャツをプリントする際には、素材と印刷方法の相性を確認する必要があります。例えばインクジェット印刷ならコットン、昇華転写ならポリエステルなどのように、印刷方法ごとに適した素材が設定されています。

 

また同じデザインでも、印刷対象となるTシャツのサイズ感によって印象は異なるものです。Webサービスによっては、プリント前に画面上で仕上がりをシミュレーションできます。サンプルを送ってもらえるサイトもあるため、まずはサービスの全容を確認することをおすすめします。

印刷や発注はWebサービスを活用しよう

今回は、Tシャツ作成で知っておきたい、基礎知識や印刷の方法などをご紹介しました。オリジナルTシャツを作る際は、注文・入稿が手軽なWebサービスを活用することをおすすめします。

 

YOSEMITE(ヨセミテ)では、オリジナルTシャツの企画から納品までの期間にわたって、手厚くサポートをしながら確実に進めていきます。「こんなデザインにしたいけれどできるのだろうか」「ここまでやると高くなってしまうかも」といった不安要素も、一緒に解決していきます。

 

低価格・低リスクなだけではなく、初期費用や月額料金などが無料というメリットもあるので、まずはお気軽にお問合せください。

 

https://yosemite-make.com/

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