自社のオリジナルタオルを制作するメリット
ちょっとした贈り物としても選ばれることのあるタオル。近年では、ブランドならではのロゴや柄が入っているタオルを、オリジナルとしてノベルティにするブランドも増えています。オリジナルタオルを作るメリットには以下のようなものがあります。
実用性が高く、喜んでもらえる
日常の必需品であり、消耗品でもあるタオルは、エコバッグなどと同じく実用性が高いアイテムです。ノベルティとしては、タンブラーやクリアファイルなども人気があり定番ですが、使用頻度は低くすでに持っていれば使う機会がない可能性もあります。
一方、タオルは年齢や性別、サイズなどにかかわらず毎日使えて、なおかつ「数があっても困らないもの」でもあるためノベルティの中でも喜んでもらえるでしょう。
自社ブランドへの愛着を高められる
実用性があるのはもちろんですが、ロゴが入っていたり柄が入っていたりするとオリジナル感があります。また、エコバッグなどと同じく自社ブランドへの愛着を高められるでしょう。ハンドタオルやハンカチサイズであれば持ち歩けるため、使うたびに目に入ります。
日常の中に自然とロゴなどが入ったオリジナルタオルがあることで、生活の一部となり自然とブランドに愛着がわくでしょう。また、SNSなどにも投稿しやすいので宣伝効果も期待できます。
自社のオリジナルタオルを生産する方法
ノベルティなどとして自社ブランドのオリジナルタオルを生産する方法はいくつかありますがOEMで生産するのも一つの方法です。OEMで生産することでコストを抑え、初期費用の削減につながります。
OEMとは、Original Equipment Manufacturingの略です。他社ブランドのオリジナル商品などを含めて製品を製造することを指します。インフルエンサーのブランドなどでも多く使われていて、近年では当たり前の生産方法になりつつあります。アパレルやオリジナルタオルに限らず、OEMはさまざまな場面で広く展開され、多くのアイテムに精通している生産方法です。
オリジナルタオルを生産するための素材やデザイン、ロゴの提案など細かな部分からスケジュール、金額感までOEMによって違いがあります。
自社のオリジナルタオルを企画・生産する流れ
オリジナルタオルを企画生産する際の流れは、他のアパレル製品と大きく変わることはありません。ロゴの大きさや素材感、サイズ感などを細かく決めた上でサンプルを作り、その都度微調整を繰り返します。
メーカーにより少しずつ違う場合がありますが、大まかな手順は以下の通りです。
1. デザインを決める
オリジナルタオルを作る際にもデザインは必要です。ブランドオリジナルのロゴの大きさやカラー、どのようなタオルにしたいかなど細かな部分も決めておきましょう。ここで細かく決めておくと、実際にOEMメーカーにお願いする際もスムーズに進められます。
特にサイズ感は、タオルによってさまざまです。メーカーによってできるものとできないものがあるため、いくつかデザインや代替え案を用意しておきましょう。
2. 依頼するOEMメーカーを選定する
デザインがある程度固まったら、形にしてくれるOEMメーカーを探して依頼します。OEMのメーカーによって扱っている素材や、できることできないことがあるので細かな部分まで調べたり聞いたりして決めていくと良いでしょう。
また、扱っているものがよくても対人関係やレスポンスが遅いなど気になった部分は必ず確認し、検討要因などに含めておくとOEM選びは成功するはずです。オリジナルタオルなどの商品をお願いするメーカーなので、慎重に選びましょう。
3. 素材や色・形を決める
OEMメーカーがある程度定まったら、素材・色・形などを決めていきます。タオルなので素材はそこまで多くありません。こだわりたい人は扱っている素材が多いところを選んでおくと安心です。タオルの大きさやカラー、ロゴの大きさなどもしっかりと納得いくものを選びましょう。
特にオリジナルタオルを作る場合、ここでなんとなくのイメージにしてしまうと完成イメージとの差や工場側との認識の違いが生まれてしまい、後々のトラブルにもつながりかねません。
4. 完成イメージの確認・見積もり
色や形などを決めたら、サンプル品が出来上がるのを待ちましょう。一般的に、1回目のサンプルで決定することは少なく、微調整やわずかな修正を繰り返して完成となります。アパレル製品では平均3〜4回、修正や調整があるので時間がかかりますが、タオルの場合そこまでかからずにすむでしょう。
サンプルが出来上がってきた段階で見積もりも出るため、一緒に確認し予算や発注数の折り合いをつけます。
5. 発注・生産・納品
見積もりや数の確認ができたら、いよいよ生産です。ロット数や金額などの最終数の認識違いなどが生まれないよう、再度確認しましょう。基本的にトラブルなどがなければスケジュール通りに納品されます。
多くのOEMは入金確認後、生産に着手していきますが入金のタイミングや数の調整、検品スケジュールなどはその場で必ず確認することが大切です。納品などのスケジュールがうまくいかなかった場合は、どこで混乱やトラブルが起きたのかをしっかり振り返りましょう。次回以降に生かせます。
自社のオリジナルタオルを生産する費用は?
ノベルティでも販売であってもオリジナルタオルを作る費用は、アパレルの衣類よりは若干安価であることがほとんどでしょう。どのようなデザインを施すかによって名入れ代などの細かな価格が加算されていきます。カラーやロゴに使う素材などのイメージによって価格が変化することに注意しましょう。ベースとなる生地や素材感でも価格が変化するので、良い肌触りや生地感を選べばその分価格に影響します。
販売するのであれば販売したい金額の30~40%程度での制作が妥当とされています。販売価格が1,000円であれば600〜700円で作ることになります。しかし、ノベルティとしてのオリジナルタオルであれば価格がつかないので、できるだけ安価に抑える方が良いでしょう。
オリジナルタオルのOEMメーカーを選ぶ際のポイント
近年は新型コロナウイルス感染症などの関係で、生活雑貨専門のブランドも増加しています。OEMのメーカーにより扱う範囲やロット数などの差もあるので、自分のイメージを形にしてくれるメーカーを選びましょう。オリジナルタオルのOEMメーカーを選ぶ際のポイントは以下の通りです。
取り扱っている生地や素材・形を確認する
OEMメーカーは、どのようなものを扱っているのかによって生地やカラーなどが違います。自分が作りたいオリジナルタオルを叶えてくれそうなメーカーを選ぶことが大切です。特にタオルは生活消耗品であるため、通常のアパレルやノベルティなどよりも肌触りや触り心地を重視する人も少なくありません。
タオル1枚ですが、自分のデザインを叶えてくれるOEMを見つけましょう。問い合わせの際に「こういうものを作りたい」とざっくりでも伝えると扱いの有無を確認できます。
小ロットの依頼は価格が高くなるケースも
OEMは、比較的小ロットであっても低価格で生産可能です。しかし素材やカラーなどによっては、小ロットでも価格が高くなってしまう場合があります。特にオリジナルタオルなどは、ブランドのロゴやブランドカラーをデザインするので、想定していた予算よりも高くなってしまう可能性があるため、担当者と細かく確認しながらデザインを叶えていきましょう。
また、オリジナルタオルを作るための想定予算を超えてしまった場合はどうするのかなども最初に考えておく必要があります。
オリジナルタオルをOEMするならヨセミテに相談!
ノベルティなどにも使用できるオリジナルタオルの生産についてご紹介しました。近年は新型コロナウイルス感染症の関係で生活雑貨専門のブランドが増加しています。それに伴ってタオルを扱うOEMも増加傾向です。
YOSEMITE(ヨセミテ)ではノベルティから通常販売用のアイテムまで幅広く取り扱っています。ざっくりとしたイメージのものを一緒に形にしていくところからサポートしますので、デザインやアイデアが具体的に定まっていない状態でもお気軽にお問合わせください。
ノベルティを渡す日や販売日に合わせ、明確なデザインやスケジュールも一緒に作成します。また、通常のOEMに比べて低価格・低リスクで始められるだけではなく、初期費用や月額費用が無料ですので、お気軽にご相談ください。