魅力的なノベルティグッズを作って、エンゲージメントを高めたい!
ノベルティは、企業やブランドの認知度アップや、顧客とのエンゲージメントを向上させるために効果的な手段です。ターゲット層や企業のイメージに合ったノベルティの活用は、企業の成長や売上にポジティブな影響を与えます。
今回は、ノベルティにおすすめのアイテムや、ノベルティを作成する際の注意点などをご紹介します。ノベルティ作成では、デザイン性も実用性もともに重要です。作成時のポイントをつかみ、多くの人に愛されるノベルティを作りましょう。
ノベルティとは?意味を解説
ノベルティとは、企業やブランドのサービス拡大を目的としたオリジナルグッズです。自社商品の購入者を対象に、基本的には無料で配布されます。ノベルティのおもな目的は企業・ブランドの認知拡大であり、グッズによってはプレミア価値が付与されるケースもあります。
ノベルティグッズの内容に明確な定義はありませんが、無料配布という特性上「低コスト・高品質」であることが特徴です。ノベルティには企業・ブランドイメージを補強する役割もあるため、実用性だけではなくデザイン性も求められます。
喜ばれるノベルティの特徴
ここでは、多くのユーザーに喜ばれやすいノベルティの特徴をご紹介します。
- トレンドや流行に左右されない
- 賞味期限・消費期限がない
- モノ自体が良質である
評価が高くなりやすいノベルティの特徴をつかみ、ターゲット層に喜ばれるオリジナルグッズ作成につなげていきましょう。
トレンドや流行に左右されない
喜ばれやすいノベルティの特徴として、トレンドや流行に左右されないことが挙げられます。トレンドに応じたカラーやディティールは、一過性の人気を確保できます。しかし流行が過ぎ去ってしまうと「古臭い」と思われやすく、企業イメージが下がってしまう可能性があるでしょう。
たとえばシンプルなディティールのアイテムやワンカラーのアイテムは、トレンドが移り変わっても廃れにくい傾向にあります。何歳になっても使いやすいデザイン性のノベルティは、末長く愛用してもらえるでしょう。
賞味期限・消費期限がない
ノベルティでは、お菓子やお酒などの飲食物が採用されるケースがあります。しかし多くの人に喜ばれるノベルティと考えた場合、賞味期限や消費期限がないグッズのほうがベターといえるでしょう。とくに食品は、アレルギーが理由で食べられない人も一定数存在しています。
賞味期限・消費期限があるノベルティは焦燥感を抱かせ、企業へのマイナスイメージになってしまうことも。同様の理由から、入浴剤やコスメなど肌に触れるアイテムも避けたほうがよいでしょう。
モノ自体が良質である
ノベルティは、基本的に無料配布されるグッズです。「直接的な利益が出ないから」と低コストを重視してしまうと、品質の低いノベルティになってしまいます。どれほど安く作れても、ユーザーが喜べないのであれば本末転倒です。
多くの人に喜ばれるノベルティはモノ自体が良質であり、安っぽさがありません。既製品のように品質が高いノベルティであるほどユーザーは感激し、企業イメージや好感度も向上します。
業種・ジャンル不問!定番人気のノベルティ7選
ここでは、定番人気のノベルティを7種類ご紹介します。
- ボトル・タンブラー
- Tシャツ・パーカー
- エコバッグ・トートバッグ
- タオル・ハンカチ
- ボールペン・クリアファイル(文房具)
- サスティナブルグッズ
- 季節やトレンドに沿ったグッズ
人気のノベルティはトレンドや時世によって異なるからこそ、安定感のあるアイテムを選ぶのも一つの手段です。
ボトル・タンブラー
ボトルやタンブラーなどのドリンク系アイテムは、定番人気のノベルティの一つです。とくにサスティナブルな考え方が推進される昨今では、マイボトルやマイ箸などのエコロジーなアイテムに注目が集まっています。
ボトルやタンブラーなどのノベルティは、プライベートでもオフィスでも使いやすいアイテムです。シンプルなディティールにこだわれば、老若男女問わず愛用できます。小サイズで真空管タイプのタンブラーは、温冷のおしぼり入れとしても有用です。
Tシャツ・パーカー
定番のノベルティの一つとして、Tシャツやパーカーなどのアパレルアイテムも挙げられます。ファッションブランドのノベルティであればプレミア価値が付きやすく、ファンに末長く愛用されるアイテムになるでしょう。
企業のノベルティTシャツでは、あえて社名を目立たせず、Tシャツ自体の品質を高めることがポイントです。ファッショナブルなノベルティはSNSのシェア率も高く、企業・ブランドの知名度やイメージをアップさせる手段として効果的です。
エコバッグ
SDGsが推進される昨今では、環境に配慮したエコバッグが注目されています。2020年7月から始まったプラスチック製買物袋有料化に伴い、新しくエコバッグを購入した人も多いでしょう。ノベルティとしてエコバッグを展開することで、環境に配慮した企業であることをアピールできます。
現在はおしゃれなエコバッグも増えましたが、なかなか自分好みのデザインに出会えないことも。企業オリジナルのスタイリッシュなエコバッグを作成すれば、ユーザーの生活に自社アイテムが自然と馴染んでくれます。
タオル・ハンカチ
ノベルティでは、タオル・ハンカチなどの日用品も定番の人気です。ノベルティ作成で陥りやすいポイントとして「貰ったはいいけれど使わない」という点が挙げられます。とくにスケジュール帳やキーケースなど「一つ持っていれば十分なアイテム」は、貰っても困ってしまいがちです。
しかしタオルやハンカチは収納スペースも小さく、ある程度の枚数を持っていても困りにくい傾向にあります。とくにポケットに入れやすい薄いデザインや、ブルーやグレーなどの落ち着いたカラーデザインのハンカチは、多くの人に喜んでもらいやすいでしょう。
ボールペン・クリアファイル(文房具)
ボールペンやクリアファイルなどの文房具も、定番人気のノベルティの一つです。とくにファイルは、収納しやすい・複数個持っていても使いやすい・作成コストがかかりにくい・品質の高低差が少ないなど、ノベルティとして優れた条件を備えています。
高級感を演出したい場合は、万年筆タイプのボールペンや、革製のペンケースなどのノベルティが人気です。ボールペンは材質やディティールによって作成コストの幅が広がるため、予算やターゲットに応じてデザインを変えやすい点も魅力です。
サスティナブルグッズ
昨今注目されているノベルティとして、サスティナブル関連のグッズが挙げられます。再生ポリエステル繊維や再生ペットボトル繊維などの「再生素材」で作られたアイテムやヴィーガンレザーやエコファーなどの「アニマルフリー素材」などが代表的です。
また上記に挙げたマイボトルやエコバッグなども、環境配慮の観点からサスティナブルグッズの一種といえます。サスティナブルな考え方には「労働者や生産者の人権や環境を守る」も含まれているため、フェアトレード素材を用いたノベルティも対象になります。
季節やトレンドに沿ったグッズ
季節やトレンドに沿ったグッズも、定番のノベルティグッズです。たとえば、夏であれば扇子・うちわ・ハンディファン、冬であれば繰り返し使えるカイロ・保温性が高いルームソックスなどが喜ばれるでしょう。
また新型コロナウイルス感染症の拡大により、感染拡大防止アイテムも人気を誇っています。具体的には、マスク・マスクストラップ・アルコールスプレー・タッチレスドアオープナーなどが挙げられます。
ミスマッチのノベルティは、イメージダウンの可能性も…
ノベルティは企業イメージを向上させるために効果的なアイテムです。しかしユーザーとのミスマッチを起こした場合は、イメージダウンの原因になってしまう可能性もあるでしょう。
たとえばガーリーで可愛らしいアイテムを展開しているブランドが「流行っているから」という理由でクールなストリート系デザインのノベルティを作成したとします。いくらトレンドをつかんでいるといっても、顧客がブランドに求めているノベルティのイメージとは乖離してしまいますよね。
ノベルティ作成時は、ターゲットが抱く自社・ブランドへのイメージをつかみ、ミスマッチを防ぐことが大切です。今一度顧客データを分析し、適切なノベルティ作成につなげていきましょう。
ノベルティ作成時の注意点
ここでは、ノベルティを作成する際の注意点をご紹介します。
- 顧客層やリーチしたい層をリサーチする
- コストと質のバランスを重要視する
- 納期や予算に余裕を持って発注する
- 企業やブランドの名入れは必須!
顧客とのミスマッチを起こさないためにも、検討を重ねながら慎重にデザインを決定していきましょう。
顧客層やリーチしたい層をリサーチする
ノベルティの作成では、顧客層やリーチしたい層をリサーチしてください。顧客のセグメントによっては、社会全体におけるトレンドとの乖離が生まれている可能性があります。該当の世代やライフスタイルによって求められているものは変わるため、細やかにリサーチするほど受け入れられやすいノベルティが作成できるでしょう。
コストと質のバランスを重要視する
コストと質のバランスを重要視することも、ノベルティ作成時のポイントです。費やせる予算が制限されている場合は、コストの低いノベルティを大量に作るよりも、良質なノベルティを少量作るほうが良い成果を得られるケースもあるでしょう。常に顧客の目線に立ち、稚拙さを感じさせないデザインを心がけます。
納期や予算に余裕を持って発注する
ノベルティ作成では、納期や予算に余裕を持って発注することが非常に大切です。納期の遅れはノベルティ配布スタートの遅れにつながり、企業イメージを大きく損なう可能性があります。
企業やブランドの名入れは必須!
オリジナルノベルティの作成では、企業やブランドの名入れは必須です。無名のノベルティは他のグッズと紛れてしまい、顧客にノベルティの存在を忘れられてしまいます。英訳やフォント変更などの手段を使い、ファッショナブルな名入れデザインを作っていきましょう。
ノベルティ作成のフロー
ここでは、ノベルティ作成時のフローをご紹介します。
- ターゲットの選定
- 納期と予算の設定
- 作成サービスサイトの選定
- デザイン選定・納品
オリジナルノベルティ作成の流れを理解し、計画的に納品や発注を進めていきましょう。
ターゲットの選定
ノベルティを作成する際は、最初にターゲットを選定します。ノベルティを配布する目的を定義し、どのような顧客層にアピールしたいのかを明確にしましょう。性別や年代だけではなく、ライフスタイルや年収、思想、家族構成なども細かく設定することで、デザインに一貫性が生まれます。
納期と予算の設定
ノベルティ配布のスタート日を設定したうえで、スケジュールを逆算し、納期と予算を定めていきます。納期と予算は余裕を持って設定することで、イレギュラー時や仕様変更時の柔軟性を担保できるでしょう。
作成サービスサイトの選定
オリジナルノベルティの作成は、Webサービスへの依頼が基本です。希望するノベルティアイテムの作成を請け負っている企業を探し、サービス内容を見比べていきましょう。サービスによって、サイト内に内蔵されたツールやアフターサービスの内容も異なります。
デザイン選定・納品
依頼するWebサービスが決まったら、実際にノベルティのデザインを選定していきます。サービスのレギュレーションに沿った形式で入稿・納品し、入金まで終わらせれば完了です。サービスや発注個数によっては、事前に試作品を送ってもらえる場合もあります。
初めてノベルティを作成するなら「ヨセミテ」
今回は、人気のノベルティや、ノベルティを作成する際のポイントなどをご紹介しました。
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