パーカーの種類|オリジナルで作成するならどの種類がおすすめ?

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オリジナルパーカーを作りたい!どんな種類がある?

流行り廃りがなく、いつでも使いやすいパーカーは何着あっても良いもの。組織やチームなどで「オリジナルパーカーを作りたい」という声も増えています。

パーカーと一言で言っても、さまざまな種類があり用途によって少しずつ形や丈感、素材感が変わってきます。ここでは、パーカーの種類と、オリジナルパーカーの作成におすすめの種類や素材などをご紹介します。

パーカーの定義とは

「パーカー」の話題になったときに話が噛み合わないケースはありませんか。これは現在「パーカー」と呼ばれる種類が豊富であるからでしょう。

パーカーは定義上「首の部分にフードがついたトップス」を指します。そのほか、次のような装飾が施されているトップスもパーカーの特徴です。

  • フードサイズの調整紐
  • フロント部分にポケット

スポっと被るトレーナータイプもジップタイプも、フードがついていることからパーカーと呼ばれるため「ジップアップ」「ハーフジップ」などわかりやすい呼称がついています。海外では「フーディー」と呼ばれることもあるので注意が必要です。

定番からトレンドまで!パーカーの種類9選

パーカーには流行り廃りがあまりありませんが、近年パーカーにもトレンド感が見受けられるようになりました。ここでは、トレンド感のあるものから定番のものまで、どのような種類のパーカーがあるのか解説します。

プルオーバー

ファスナーなど装飾がなく、スウェットのように被るタイプのパーカーを指します。パーカーの中でも定番で、多くのブランドからさまざまなデザインやカラーが発売されています。ジャンルを選ばず展開されているため、1着は持っている人がいるでしょう。プルオーバーはデザインや加工も豊富です。ただしパーカー自体がカジュアルな印象であるため、デザインによっては幼稚なイメージや雑なイメージに見られるかもしれません。TPOに合わせて選ぶなどの気配りが必要です。

ジップ・フルジップ

一般的に「パーカー」と呼ばれる代表的な種類の一つ、ジップ・フルジップタイプ。フロント部分にジップがついていて前開きで着脱ができるものを指します。季節に合わせたものや機能性を兼ね備えたものが多く展開されているのもこのタイプのパーカーです。

ハーフジップ・ダブルジップ

近年トレンドのハーフジップ・ダブルジップタイプ。両者の違いは以下の通りです。

  • ハーフジップ…ファスナーが胸元あたりで止まるタイプ
  • ダブルジップ…ジップを上下から開け閉めできるタイプ

どちらもトレンド感がありますが、ハーフジップはスポーツなどに使われることが多く、ダブルジップは主にファッション性の高いシーンで取り入れられることが多い傾向です。

オーバーサイズ

定番となったオーバーサイズのパーカーは、ビッグシルエットパーカーとも呼ばれます。通常のサイズ感よりも1〜2サイズ程度大きく作られているため、ワンピースのように1枚で着用する人が多いでしょう。

通常Mサイズの人がLサイズを着るわけではなく、そもそものMサイズが大きめにデザインされています。シルエットも大きくお尻が隠れる丈感なのが特徴です。カジュアルなシルエットがだらしなさと紙一重に見えてしまうため、着る際は注意が必要です。

ハイネック

一般的には、ジップがついておらず首回りに高さがある作りになっています。防寒性に優れ、冬に好まれることが多いデザインです。近年はプルオーバーのようにかぶるタイプだけではなく、首元までジップがあるタイプも展開されています。

機能性が高く冬の防寒に最適です。アウターなどでも見られるデザインであるため、スポーツの場でも活躍するでしょう。アウターとしても使えるものは、ジップタイプのものも多く見受けられます。

Vネック

あまり馴染みがないVネックパーカーですが、その名の通り首元がVネックになっているため、首周りをスッキリと見せることができます。また、ファッション性が高くレイヤードなどもしやすいことから、近年ファッションブランドのカラー展開が増加傾向です。

プルオーバーパーカーと同じく上からかぶるタイプですが、首元の開き方で印象が変わります。首元が深めに空いているものはインナーが必要です。海などのレジャーで活躍するデザインでしょう。

ショート

ここ数年で増えたデザインの一つ、ショート丈パーカー。クロップド丈パーカーとも呼ばれ、デニムとのコーディネートが話題です。丈感がウエストからへそあたりまでと短く、お腹を出して着ることで、ウエストやバストの位置を高くなりスタイルをアップさせる効果があります。

近年、韓国アイドルの私服や衣装として着用されることが多く、人気に火がついたデザインです。プルオーバータイプが一般的ですが、ジップタイプも展開されています。

スリット

左右前後などデザインにスリットが入っていて、主にレディースアイテムとして展開されています。スリットが入っていることでボトムスとのバランスが整えられるのが特徴です。

またパーカーはカジュアルな要素が強いため、スリットが入ることで上品なシルエット感を演出できます。柔らかく上品な素材で作られることが多いパーカーです。またスリットは、パーカーワンピースなどに使われるデザインです。

ワンピース

レディースアイテムとして幅広く展開されているパーカーワンピースは、通常の丈をワンピースのように長く、ヒップが完全に隠れるようデザインされたもの。ヒップが隠れるデザインではありますが、丈感はデザインによって異なりミニ丈からマキシ丈までさまざま。

パーカーワンピースは、丈感に関わらずジップなどではなく、頭から被るプルオーバータイプで作られることがほとんどです。ジップデザインを用いたものであってもハーフジップ程度でしょう。

シルエットの印象が変わる!パーカー作りにおすすめの生地4選

オリジナルパーカーを作成する際、シルエット感を気にしてデザインする人が多いでしょう。使う素材によってシルエット感や印象は大きく変わり、季節感にも影響を与えます。ここでは、オリジナルパーカーを作成する際におすすめの生地を4種類ご紹介します。

スウェット

馴染みのあるスウェット素材は、伸縮性や吸湿性に優れた丈夫さで、一年中使うことができます。生地がやや厚めなので、真夏は避けた方が良いでしょう。また肉厚なので耐久性が高く長く着ることができます。一般的に、綿100%やポリエステルと綿の混紡のものが多く、ナチュラルな肌触り感が特徴的です。薄手のものから厚手のものまで幅広くデザインすることができるでしょう。

ナイロン

なめらかさと光沢感が特徴的なナイロン生地。ファッション性が高く、UVカットなどの加工を施したうえで発売されています。軽い素材感も特徴的で、スポーツやイベント、応援など簡易的なパーカーにも使われることが多い素材です。

ナイロン素材は、他の素材に比べて雨風に強く長持ちするのがメリット。一方で、安っぽく見えてしまうことや乾燥機は使えないことはデメリットです。

コットン

Tシャツに使われることが多く、馴染みのあるコットン。パーカーに使うことが多い素材です。コットンのメリットは、柔らかな質感と肌触りの良さ。加えて吸水性と通気性に優れており丈夫であることも挙げられます。季節を問わずに着られるパーカーを作成するのにおすすめの素材です。

一方で、他の素材に比べて速乾性が低いため、乾燥に時間がかかるのがデメリット。また、シワになりやすいため、アイロンをかけたりしわを伸ばして干したりするなど、お手入れが必要です。

リネン

近年、ナチュラルな雰囲気を出せると注目されているリネン素材。インテリアなどのイメージが強いのですが、衣類にも多く使われています。ナイロンやスウェットほど一般的ではないかもしれませんが、季節を問わず着用できる素材です。

リネンは麻の一種から作られている天然繊維です。肌触りが良く、吸水性と速乾性に優れています。汚れにくく天然繊維の中で最も強い繊維でもあります。通気性や保温性にも優れているため夏は熱を逃し、冬は熱を蓄える働きを持っています。

パーカーデザインのおもな加工方法は?

ほとんどのパーカーはデザイン加工されています。オリジナルパーカーを作成するのであれば’デザイン加工は欠かせません。ここではパーカーに施される代表的な加工方法や種類を解説します。

プリント

一般的に、ほとんどのパーカーはプリント加工が施されています。代表的な加工方法は以下の通りです。

  • シルクスクリーン加工
  • インクジェットダイレクトプリント
  • 熱転写プリント
  • サブリメーションプリント(昇華プリント)
  • ビニールカッティング

仕上がりが一番綺麗なのはシルクスクリーン加工です。それぞれにメリット・デメリットがあり、素材によってはプリント加工が難しい場合があります。

刺繍

パーカーの作成ではプリント加工が一般的ですが、刺繍加工を施すことで立体感を出したり耐久性を高めたりできるパーカーもあります。プリント加工よりも手間と費用がかかりますが、プリント加工では出せない魅力が多い加工方法です。

刺繍加工は、ステッチなどを用いて直接パーカーに加工していきます。糸の太さやカラーによって印象を変えることができ、より立体的で高級感のある仕上がりを目指せるのです。しかし一方で、細かすぎるデザインは難しく、糸のカラーや種類が限られるデメリットもあります。

オリジナルパーカー作成の依頼は「ヨセミテ」まで!

使い勝手が良くトレンドに左右されないパーカーは、オリジナルグッズとして人気のアイテムです。オリジナルパーカーを作成する際はオンライン上ですべて完結できると、効率的でしょう。

オリジナルパーカーを作成する際は、グッズ作成サイト「ヨセミテ」をおすすめします。

ヨセミテでは、パーカーをはじめとするオリジナルグッズの作成が、デザインから納品まですべてオンラインで完結します。「自分でデザインできない」という人でも、サイト内のデザインツールを使えば簡単に作成できます。

初めてパーカーを作成する人はもちろん、「今後のためにまずはどんなふうにできるか知りたい」という人でも、ぜひ一度ヨセミテのサイトをチェックしてみてくださいね。

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