トレンドはSDGs!サステナブルなギフトを作ろう
環境や将来の資源について考える機会があるとよく聞く「SDGs」や「サステナブル」。人にも環境にも優しいことをベースに考えられたものを指します。
SNSのトレンドや、雑誌などでも取り上げられるようになったSDGsやサステナブルはギフトにも。「サステナブルなギフト」といっても日常生活にも取り入れられるものから特別感のあるものまでさまざまです。
サステナブルの意味とは
「サステナブル(Sustainable)」とは、直訳すると「維持できる」「持ち堪える」を意味します。そこから近年では「持続可能である」という意味で用いられるようになりました。この「持続可能」は、地球環境はもちろんですが社会的仕組み・文明・経済的概念やシステムまで、幅広い概念として広がり、一般的に用いられています。
合わせてよく用いられるSDGsは「持続可能な開発目標」のこと。「差別・貧困など社会的で人間的な問題や課題と、環境問題を世界中で取り組み2030年を目標に解決しよう」という指針です。世界での共通認識の目標として、メディアや各国の企業で取り上げられています。
サステナブルギフトを作成するメリット
年齢、個人や企業に関係なく、広がりつつあるサステナブルとSDGsは、通常の買い物だけではなくギフトにも広がりをみせています。
サステナブルなギフトをわざわざ取り入れるのにどのようなメリットがあるのでしょうか?
企業のイメージアップにつながる
サステナブルなギフトを作成、配布することで、企業でサステナブルやSDGsへの理解や参加を表明できます。継続する理由や、今後も取引をする理由の一つにもなり得るでしょう。
サステナブルなギフトなどへの関心が高まっている現在は特に、若い世代にも目につきやすく、広がりやすい環境です。企業全体のイメージアップにつながり、販促や認知度のアップにもつながるでしょう。
社会におけるSDGsの目標達成につながる
サステナブルやSDGsは、世界が共通認識として抱えている目標・目的でもあります。17のゴールと、それぞれに設定された全169の具体的なターゲットへの参加・目標達成へとつながるでしょう。
大きな組織が率先して問題課題に取り組みつつ、社会全体にも問いかけて広めていく必要があります。ギフトを作成することで、社会目標であり、世界の目標でもあるサステナブル・SDGsにおいて目標達成に繋がっていきます。
販促効果が期待できる
サステナブルな取り組みやギフトは、販促効果にも期待できます。現在、地球環境への問題意識を強く持っているとされるのはミレニアル世代です。若い世代からの支持が大きければ大きいほど、企業や商品の認知度は高く「買ってみようかな」「ここ話題だよね」と問題意識や、たとえ意識がそこまで高くない世代や年代にも届きやすくなるでしょう。
現在はアパレルなども環境を意識し、簡易包装な企業が増えていますが、これらもサステナブルな取り組みやギフトの作成で意識したい部分です。
地球にやさしい!サステナブルなオリジナルグッズ7選
では具体的にどのようなアイテムであれば、サステナブルなギフトとして地球に優しくまたユーザーにも喜んでもらえるのでしょうか?ここでは、取り入れやすさもありつつ地球にやさしいサステナブルなオリジナルグッズを7つ紹介します。
エコバッグ
レジ袋の有料化に伴い、多くの企業やブランドが展開しているエコバッグはサステナブルなギフトアイテムです。レジ袋の削減だけでなく、エコバッグ中でも土に返る素材や、廃品回収したものから作られているものなど、サステナブルな活動やギフトに代表されます。
企業のロゴやイラストをデザインしたものが多く、使う人が多いほど、さまざまな人の目に触れることも多いアイテムです。アパレルだけではなくコスメブランドや、イベントのノベルティとしても配布されることの多いエコバッグは、サステナブルなアイテムの代表として、取り入れる人も多いでしょう。
マイボトル
スターバックスなどの大手チェーン店カフェや無印良品などでも推奨されているマイボトルも、サステナブルやSDGsなギフトに代表されます。
ペットボトルやテイクアウトカップの消費は年々増加しており、使用後に投棄されたペットボトルはプラゴミとして、毎年1000万トン以上世界中の海に流入し海の生態系に影響を及ぼしています。今後の環境を守るためにマイボトルが注目され、ギフトにも展開されています。
マイ箸・マイストロー
マイ箸やマイストローは、アイドルたちが率先してグッズとして販売していることでも話題になったアイテムです。ギフトとして贈るのに、価格やサイズ感もちょうど良いことでも注目されています。
マイ箸やマイストローは、日常から出てしまう使い捨てのカトラリーゴミを減らすことが目的です。全国的にプラスチックストローの廃止が進む中で、手に入れる人も多くなっています。
プラスチックスマート商品
聞きなれない言葉ですが、プラスチックスマートは環境省が実施している海洋プラスチックゴミの削減に向けたキャンペーンの名称を指します。プラスチックスマート商品は日常生活にもすでに広がりつつあります。
- シャンプーやボディーソープのボトルはそのままで詰め替え
- ペットボトルや缶・びん、新聞紙などは資源ゴミへ
- プラスチックの使い捨てではなく紙ストローや木製カトラリー
などが該当します。プラスチックスマートな商品をオリジナルで作成する際は参考にすると良いでしょう。
フェアトレード商品
学校などでも習う機会が多い「フェアトレード」は「正式な値段と正式な手続きで取引し発展途上国の人々を助けよう。フェアな関係を築こう」というものです。
適正な賃金の支払いや労働環境の整備を表明している商品を購入する・販売することで、発展途上国などで働いている人々の生活が保障でき、貧困の差を埋めることができます。日本でも多くのフェアトレード商品が展開されていて、アパレルや生活雑貨など、ジャンルもさまざまです。
エコ素材・再生可能素材
エコ素材や再生可能素材など、現在さまざまなお店でコーナーやシールなどで目立つようになりました。再生資源から作ったエコバッグやお洋服なども多く展開されています。
オリジナルグッズを作るのであれば、再生可能資源やエコ素材を使うことで、ユーザーがそれらを使わなくなってしまった際も、資源として活用することができるでしょう。街中にある再生資源回収ボックスなどの基準や注意書きを参考にしつつオリジナルグッズに反映できると良いかもしれません。
リサイクルポリエステル・ナイロン商品
リサイクルポリエステル・ナイロンは、本来捨てられてしまう繊維製品やペットボトル・フィルムくずを原料とした素材で、エコバッグやさまざまな雑貨になっています。リサイクル資源は、コットンをはじめとする天然素材やどんな素材とも相性が良く、活用方法も幅広いことで注目されています。
耐久性・強度・伸縮性の高さや形状安定性の強さ、シワになりにくいなど、ギフトを作成するのにも便利な素材です。
エコバッグやちょっとした雑貨としてはもちろんですがTシャツやスカーフなどアパレルのアイテム展開としても幅広く活用されていて、次世代の素材としても話題になっています。
サステナブルなグッズを作成する際の注意点
実際にサステナブルなグッズやギフトを作成していくと、トラブルや課題、悩みが出てこないとも限りません。実際に考えていたものと、受け入れてもらえるかどうかは別物です。
ここでは、せっかく作ったギフトを無駄にしないために、サステナブルなグッズを作成する際の注意点をご紹介します。
デザインやターゲットを忘れない
デザイン案やターゲットは、作成中についつい「こちらの方が良いかも」「こういう人にも使ってもらいたい」など膨らむことでずれてしまいがちです。
デザインとターゲットは、しっかりと固めた上で始めましょう。サステナブルグッズやギフトは、トレンドではありますが自分ごとにするには難しいこともあります。誰にどのように使って欲しいのかを明確にした指針をその都度確認しましょう。
実際に使ってもらえるアイテムを選ぶ
作る側の意思とは逆に使ってもらえないギフトになってしまっては、サステナブルな取り組みとはいえません。たとえば、リーズナブルさばかりを重視してデザイン性に乏しいアイテムを量産しても、そのまま捨てられてしまう可能性があります。
製造コストが多少増えたとしても、多くの人に愛されるデザイン性や品質であれば、末長く使ってもらえます。素材や用途がエコなだけではなく、長く使える・捨てられない商品を贈ることこそが、本当の意味でのサステナブルにつながるのです。
以下に、愛用してもらいやすいギフトや、実際には使いにくいアイテムの例をまとめました。
実際に使ってもらえるアイテム | 実際には使いにくいアイテム |
・ロゴなどが小さく目立たないアイテム ・コースターやハンカチなどシンプルなもの |
・企業デザインが大きなアイテム ・マイストローなど、人によっては意識が高いと感じてしまうアイテム ・半端な大きさのエコバッグ |
気軽で日々の生活の中でもあったら便利なものなどを選ぶと良いでしょう。
オリジナルプレゼントの作成はヨセミテで!
サステナブルなギフトは、日常的に使えるものも多く、ちょっとしたギフトとして贈るのも最適です。近年では多くの企業やブランドがサステナブルを意識しています。
サステナブルなギフトは生活雑貨からアパレルアイテム・日常の消耗品まで展開でき、企業の認知度を高めイメージアップにも役立ちます。
初めてサステナブルなアイテムを作成する際は、オリジナルグッズ作成サービス「ヨセミテ」がおすすめです。ヨセミテでは、リサイクル素材を活用したサステナブルなグッズを多数展開しています。エコバッグやポーチなど、幅広い世代にリーチできるアイテムも取り揃えています。
ぜひこの機会に、ヨセミテの商品ラインナップをチェックしてみてくださいね。