オリジナル靴下のプリント方法は?刺繍との違いや特徴

目次

オリジナル靴下の作成方法は?プリントの特徴を知ろう!

毎日のように身につける靴下。スポーツをするときはもちろん、ファッションの要素としても活躍するアイテムです。頻繁に身につけるものだからこそ「お気に入りの靴下が欲しい」という人も多いはず。

オリジナルプリントを取り入れて、唯一無二のデザインの靴下を作っても良いでしょう。今回はオリジナル靴下の作成方法、プリントの特徴などをご紹介します。

オリジナル靴下を作成するメリット

ファッションアイテムのひとつである靴下。小さめながらも実用性・ファッション性の両面で大きな役割を果たしており、街を歩けば靴下の専門店がいくつも存在します。また、ノベルティでオリジナル靴下を取り入れているお店も多く、身近なアイテムといえるでしょう。

そんな靴下をオリジナルで作るメリットはさまざま。たとえば、自分で使用する場合はより愛着が湧きます。新たなコーディネートが広がるきっかけになるかもしれません。

お店のノベルティとしてオリジナル靴下を取り入れるのであれば、多くのユーザーの興味関心を引き、ショップの知名度が上がる可能性もありますよ。

靴下のおもなプリント方法

オリジナルの靴下を作成する際、靴下に直接プリントするのが一般的かつ手軽な方法です。しかし、プリントといってもさまざまな種類があります。それぞれもメリット・デメリットを把握したうえで選択すると良いでしょう。ここでは、オリジナル靴下のプリント方法を詳しくご紹介します。

昇華転写

スタンダードなプリント方法のひとつが昇華転写です。無地の白靴下にデザインを圧着させてプリントします。写真はもちろん、グラデーションなどのデザインも可能。発色が良いため、イメージと同じような配色でクオリティ高く再現したい人におすすめの印刷方法です。

しかし、濃色生地には向いていないというデメリットも。黒や紺など濃い色の靴下をベースにデザインをしたい場合は、ほかのプリント方法を選びましょう。

メリット デメリット
・フルカラーの印刷ができる
・写真プリントが可能
・縫い目でデザイン崩れの可能性
・ポリエステル系の素材のみ
・濃色生地には向かない

シルクスクリーン

Tシャツなどをはじめとして広く使われているシルクスクリーンプリントは、孔版印刷の一種です。メッシュ状のスクリーンにインクを通過させる穴をあけ、印刷していきます。

図面が反転しないのでデザインがしやすく、カラーも多色をグラデーションのように使えるのが特徴です。

一方で、フルカラーは難しく、複雑なデザインだと再現性に欠ける弱点も。また、オーダー枚数が少ない場合は割高になります。自分用に数枚作りたいときは不向きといえるでしょう。

メリット デメリット
・反転しない
・多色刷りができカラーが豊富
・複雑なデザインは再現性に欠ける
・基本的にフルカラー印刷はできない
・オーダー枚数が少ないと割高になることも

インクジェット

インクジェットプリントは、着色しやすいです。さらに耐熱性・耐水性・耐光性に優れているため、一般的に多く流通しています。洗濯で気を使うことなく使用できるのも嬉しいポイントです。

一方で、綿以外の生地には使えないというデメリットも。多くのブランドで使用されているナイロンやポリエステルに対応していないため、注意しましょう。

メリット デメリット
・色制限がなく、フルカラー対応可能
・1枚から低コストでプリントできる
・ぼかしやグラデーションも可能
・綿以外の生地には不可
・金・銀・ラメ・蛍光色は表現できない
・素材によっては発色が良くない

プリント以外で靴下を加工する方法

プリント加工が一般的な靴下ですが、刺繍や編み込みといったデザインも可能です。ここでは、プリント以外で靴下を加工する方法をご紹介します。

刺繍

靴下に限らず、多くのアイテムで使用可能な刺繍。既製品にも対応できる、手軽な靴下の加工方法のひとつです。刺繍で小さなロゴを施すと高級感が出ますよ。サイズやカラーの制限があるので、事前に確認しておきましょう。

メリット デメリット
・既存品にも対応できる
・小さなロゴなどに高級感が出る
・サイズ・カラー制限がある
・コストがかかる

編み込み

編み地でデザインを表現する編み込み。イラストレーターというデザインツールを使い、再現したいデザインをドット絵に置き換えて作ります。履いて靴下が伸びてもデザインが崩れないのがメリットです。グラデーションや写真など複雑なデザインの再現はできないので、注意してくださいね。

メリット デメリット
・繊細なコットンにも加工できる
・着用後もデザインを維持できる
・グラデーションや写真再現などは不可

靴下をプリントで加工するメリット

靴下をプリントで加工するメリットは、色数や細かさの制限がなく、データ入稿も簡単であることが挙げられます。ほかの方法では難しいグラデーションカラーや写真デザインができるのも、プリント加工ならではです。

また、コストがおさえられるのも嬉しいポイント。靴下のプリント加工は、「まずは試しに数枚作ってみたい」「手軽にかわいいオリジナル靴下を作りたい」というときにおすすめといえるでしょう。

靴下のプリント加工時に知っておきたいポイント

オリジナル靴下を作る際、もっとも手軽なのがプリント加工です。しかし、いくつか知っておきたい注意点があります。予想外の仕上がりにならないためにも、靴下のプリント加工時のポイントをおさえておきましょう。

着用時にデザインのイメージが崩れる可能性がある

靴下は、履いたときにデザインのイメージが崩れてしまうことがあります。通常靴下は、履いていないときの状態でデザインしますが、実際に使用するときは少し伸びた状態で使うものです。特に、プリントは「イメージと違うな」と感じてしまいやすい加工のひとつでもあります。

そのため、可能な範囲で履いた状態も想定してデザインするのがおすすめです。万が一イメージしていたものが崩れた場合は、どこをどのように修正するのか考えておくと安心でしょう。

下地の白色が透ける可能性がある

プリントの下地が割れたり透けたりした経験がある人も多いはず。プリント加工はデザインによって使うカラーの濃淡が異なります。カラーによってはプリントの下地が透けやすくなることを覚えておきましょう。

下地の透けは、色使いによってはかなり目立ってしまうこともあります。せっかくのデザインを台無しにしないよう注意してくださいね。

プリントや素材によってケアの方法が異なる

プリント方法や素材により、靴下のケアの仕方は異なります。毎日のように使うものだからこそ、どのようにケアすべきか知っておくのは重要です。販売の有無に関わらず確認しておくと安心でしょう。

具体的な確認事項は以下の通りです。

  • 洗濯機で洗えるかどうか
  • 使用可能な洗剤の種類
  • 適切な干し方
  • アイロンは使えるかどうか

使いやすい組み合わせや方法を検討してみてくださいね。

オリジナル靴下の作成はヨセミテで!

日常に欠かせない靴下。プリントや刺繍などさまざまなデザインで楽しめるのはとても魅力的です。最近は靴下を差し色にしたコーディネートも多く、おしゃれの幅を広げてくれるでしょう。

「オリジナル靴下を作ってみたい!」と思っている人におすすめのサービスが、ヨセミテです。ヨセミテでは1枚からオリジナル靴下が作成できるため、個人利用やプレゼントにも活用できます。靴下以外にも、オリジナルスウェットTシャツなどのアパレルアイテムが充実しています。

ヨセミテではほとんどの工程をオンラインで完結できるため、忙しい人やあまり時間を取ることができない場合でも気軽に相談できますよ。初めて靴下をデザインする人、ショップなどを持ちたいと考えている人向けにもわかりやすく展開しています。気になる人は、オンラインサイトのヨセミテをぜひ利用してみてくださいね。

目次