オリジナル帽子を作りたい！デザインの決め方は？
自分らしさを表現するファッションのために、ぜひ取り入れたいのがオリジナルグッズの製作です。中でもオリジナル帽子はファッションに取り入れやすく、アパレルアイテムの中でも比較的安価に作成できます。個人での作成はもちろん、オリジナルブランドを立ち上げる際にもおすすめのアイテムでしょう。
今回は、オリジナル帽子を製作する際のポイントや知っておきたい知識をご紹介します。ポイントをつかんで、個性やブランドらしさをアピールできるオリジナル帽子を作りましょう。
オリジナルキャップを製作する際のポイント
ここでは、オリジナルキャップ・帽子を製作する際のポイントをご紹介します。特にブランドのアイテムとしてオリジナルキャップを展開する場合、ターゲットや利用用途を決めることが大切です。アイデアを上手に足し算・引き算して、理想のデザインを目指しましょう。
着用する人物像を決める
オリジナルキャップ・帽子の製作では、まず着用する人物像を決めることから始めます。着用する人の年齢層・性別・ファッションの傾向などを定めた上で、ターゲットが好みやすいデザインや価格を決定していきましょう。
「購入してもらって終わり」にならないよう、日常でも愛用しやすいデザインが求められます。グループで着用してもらう場合は好みなども考えながら、ターゲットが無理なく着用できるデザインを目指しましょう。
利用用途や目的を決める
帽子は利用用途・目的によって、デザインや価格が変わります。例えばスポーツやアウトドアシーンで使う場合は、吸水性・通気性が高い素材やデザインが好まれるでしょう。また、大人っぽいコーディネートに取り入れたい場合は、スポーティーすぎるシルエットは避けられがちです。
デザインに優劣はなく、TPOに応じた使い分けが重要になります。オリジナルキャップを製作する場合も利用用途に合わせ、適切な素材・シルエット選びを行いましょう。
オリジナルキャップで使われやすい3つの型
ここでは、オリジナルキャップ製作で使われやすい型を3種類ご紹介します。帽子の形状によって、適した加工方法が異なります。ペルソナとなるターゲット像をイメージしながら、最適なシルエットを探していきましょう。
ベースボール型
ベースボール型は、一般的に野球帽と呼ばれるデザインです。スポーツやアウトドアシーンはもちろん、カジュアルコーデにも取り入れやすく汎用性が高いデザインといえるでしょう。丸いトップ部分と前方のツバが特徴的で、世界中で定番の型です。
シルエット自体がシンプルであるためデザインの自由度が高く、ワンポイント・派手な柄や生地・刺繍・プリントなど幅広いアレンジに対応できます。使用される素材はさまざまですが、ポリエステルやコットンなどが多い傾向にあります。
ワーク型
ワーク型は、鉄道作業員や工場作業員などの間で使われやすいデザインです。ツバの部分が横に広く、トップ部分が平らで浅くデザインされていることが特徴です。ファッションアイテムとしても人気のシルエットで、カジュアルなコーディネートに使われやすい傾向にあります。
無地でもデザイン性が高いことが特徴ですが、フロントやサイドなどにワンポイントのデザインを入れることで、オリジナリティを発揮できます。シンプルかつレトロなシルエットで、アイデア次第でハイセンスなアイテムを作ることも可能です。
アポロ型
アポロ型はベースボール型と似ており、ツバの特徴はほぼ同じです。フロント部分が一枚仕立てで作られており、デザインを強調できます。月面着陸と関係性の深い「アポロ」の名の通り、もともとはアメリカの航空宇宙局で従業員が着用していた作業帽子がルーツになっています。
ベースボール型と比べて派手なデザインや大きなデザインが入れやすく、ロゴやマークを目立たせたいときにおすすめの型です。スポーティーながら高級感があり、洗練されたファッションにも合わせやすい帽子のデザインだといえるでしょう。
刺繍とプリントの違いを理解しよう
オリジナルキャップ・帽子製作で独自のデザインを取り入れる際には、おもに刺繍かプリントの二種類の方法から選ぶ必要があります。刺繍は高級感や立体感を得られますが、作業に時間がかかるため納期が遅くなりやすく、一個あたりの金銭的なコストも上がります。
プリントはさまざまなデザインに対応しやすく、比較的リーズナブルに製作できることが特徴です。ただし、カラーの数が増えるほどコストが上がるものの、高級感は刺繍に劣りがちです。予算やターゲットに応じて、加工方法を決めていきましょう。
オリジナル帽子製作で魅力的なデザインを作るコツ
ここでは、オリジナルキャップ・帽子の製作で魅力的なデザインを作るコツをご紹介します。オリジナルキャップは素材やシルエットだけではなく、独自のデザインが付加価値を生みます。ターゲットに愛されるデザインを作り、末長く愛用してもらいましょう。
素材や用途に合わせたデザインを選ぶ
オリジナルキャップ・帽子の製作では、素材や用途に合わせたデザインを選ぶ必要があります。例えばブランドをアピールしたい場合は、フロントやサイドにブランド名を表記しやすいデザインが好まれます。
自己表現のための場合は自分の名前を入れたり、チームの絆を高めたい場合はチーム名やスローガンを入れたりしてもよいでしょう。トレンドを取り入れつつ目的に合わせて素材を選び、素材に合った加工方法でデザインしていきましょう。
デザイン集を参考にして、複数のフォントを試す
オリジナルキャップ・帽子のデザインに初めて挑戦する場合は、なかなかピンとくるアイデアが浮かばないものです。そこで、イメージが湧かないときには、プロのデザイン集やデザイン参考サイトなどを活用しましょう。
迷ったときには、英語のテキストメッセージを選ぶと汎用性が高い帽子を製作できます。英語テキストを複数のフォントで試しながら、一番気に入るビジュアルを探してみましょう。目立たせたい要素を厳選し、アイデアを入れ込みすぎないことがデザインのポイントです。
デザインの仮決定後、周りに意見を聞く
オリジナルキャップのデザインが決定したら、納品の前に周りの意見を聞いてみましょう。特に一人でデザインを考案している場合は視野が狭まりやすいため、第三者の意見を取り入れることで、より素敵なデザインに変化してくれる可能性があります。
ブランド名やテキストの読みやすさ、デザインのポイントがわかりやすいかなどが重要です。ターゲットに近い人物を何人か選んでヒアリングを行い、実際に該当のキャップ・帽子を被ってみたいかどうかなどを聞いてみましょう。
帽子を自分で作るのは大変…「ヨセミテ」で簡単にデザイン＆発送！
今回は、オリジナルキャップ・帽子を製作する際のポイントをご紹介しました。
簡単なアクセサリーや雑貨と違い、キャップ・帽子は自作が難しいものです。とはいえ、工場やメーカーに持ち込む方法だと、時間や労力などの面でコストが発生しますよね。
そこでおすすめしたいのが、オンラインでオリジナルグッズを製作できるサイトです。アパレル商品を取り扱っているサイトでは、一般的なキャップや帽子などにも対応しているケースが多い傾向にあります。
ヨセミテでは、オンラインで簡単に商品選定・デザインカスタマイズ・発注などが可能です。ぜひこの機会に、ヨセミテでオリジナルキャップや帽子を製作してみてくださいね。
