オリジナルのエプロンを作成したい!印刷の方法は?
エプロンは、数あるオリジナルグッズのなかでも個性的で人気があるアイテムの一つです。とくに毎日のように料理をする人をターゲットにしている場合、自社のオリジナルエプロンに愛着を持ってもらえる可能性があります。
今回は、オリジナルエプロンの作成時に独自のデザインをプリントするメリットや、実際にプリントする際の方法などをご紹介します。プリントの種類や特徴を知り、多くの人に愛される魅力的なエプロンを作成していきましょう。
エプロンにオリジナルデザインをプリントするメリット
ここでは、エプロンにオリジナルデザインをプリントするメリットをご紹介します。エプロンは、人によっては毎日着用する身近なアイテムです。オリジナリティのあるデザインを取り入れ、着るだけで気持ちが明るくなるようなエプロンを目指しましょう。
ユーザーとのエンゲージメントが高まる
エプロンにオリジナルデザインをプリントすることで、ユーザーとのエンゲージメントが高まります。オリジナルグッズにおけるエンゲージメントとは、ユーザー側と企業側の心のつながりや愛着心・思い入れという意味です。
ユーザーがオリジナルデザインのアイテムを使うことで、店舗やブランドのファンとしての認識が高まり、深い心のつながりが生まれます。オリジナルグッズを通して、お互いに喜びやワクワク感を広げていきましょう。
個人やコミュニティを識別できる
オリジナルデザインがプリントされたエプロンは、個人やコミュニティを識別するためにも役立つでしょう。たとえば、購入したユーザーがお料理教室やDIYイベントなどで自社のエプロンを持参した場合、オリジナルデザインは個人を識別するためのアイコンになります。
店舗の個性や存在感をアピールできる
エプロンにオリジナルデザインを取り入れると、店舗の個性や存在感をアピールできます。たとえば店舗のロゴやイメージカラーがメインのデザインの場合、ユーザーが着用するだけで店舗の存在を周囲にアピールできるでしょう。
エプロンを含むオリジナルグッズは、店舗のイメージやメッセージをユーザーに伝えるための大きなチャンスです。洗練されたデザインを取り入れれば、従来よりも店舗の印象をポジティブにできるでしょう。
オリジナルエプロンのプリント方法
ここでは、オリジナルエプロンのプリント方法をご紹介します。エプロンにプリントをする場合は、おもに以下の3つの方法から選択します。
- シルクスクリーンプリント
- 昇華転写プリント
- インクジェットプリント
それぞれのプリント方法の特徴を知り、ユーザーのニーズやターゲットに合ったプリントを選択していきましょう。
シルクスクリーンプリント
シルクスクリーンプリントは、多くのアパレルアイテムに活用される代表的なプリント方法の一つです。プリントする色ごとに専用の版を作成するため、一度作れば何度でも使用できます。色ごとの版を作る関係上、枚数が少ないときや色数が多くなると割高になります。
仕上がりが美しく耐久性に優れており、ラメのような特殊加工も可能です。洗濯で劣化しにくいことも魅力であるため、汚れやすいエプロンのプリント方法にはピッタリといえるでしょう。
昇華転写プリント
昇華転写プリントは、専用のインクが印刷された転写紙と生地を重ね、熱と圧力でプリントする方法です。ポリエステル生地のみが対象という制限はありますが、鮮やかな発色や生地の風合いを生かす仕上がりが魅力です。
作成のプロセスが比較的少ないため、小ロットでの生産や短納期での対応もしやすく「まずはお試しで販売してみたい」という人にもおすすめの方法といえます。エプロンの生地をポリエステル以外にしたい人は、他のプリント方法を選びましょう。
インクジェットプリント
インクジェットプリントは、生地に直接インクを吹き付けてプリントする方法です。シルクスクリーンプリントのように版を作る必要がないため、少量でも低コストで作成できます。インクジェットプリントプリントでは、複雑なグラデーションや細かい模様なども美しく再現できる点が魅力です。
シルクスクリーンプリントよりも発色はやや薄目ですが、思い通りのデザインを作れます。デザインのディティールにしっかりこだわりたい人におすすめの方法だといえるでしょう。
プリントできるエプロンの部位
以下に、エプロンでおもにプリント可能な部位をご紹介します。
- 胸当て部分
- 胸当て下部のポケット部分
- 前掛け部分
- 腰周りのポケット部分
作成サイトにもよりますが、エプロンのデザインは大きく分けて「胸当てタイプ」と「腰巻きタイプ」の2種類です。どちらのデザインを選ぶかによって、プリント可能な部位も異なります。
プリントを目立たせたい場合は、胸当てタイプを選んで正面にデザインしましょう。さりげないオシャレを狙う場合は、腰巻きエプロンの裾側やポケット周りなどもおすすめです。
イメージが湧きにくい場合は、実物に近い既製品のエプロンを用意し、デザインのディティールやサイズを調整してみましょう。
エプロンにプリントするおすすめのデザインは?
ここでは、エプロンにプリントする際のおすすめのデザインをご紹介します。オリジナルアイテムのプリントデザインは、店舗やブランドのイメージをユーザーに伝えるための重要な手段です。モチーフやポリシーを正しく伝えられるように、丁寧に作成していきましょう。
店名やお店のロゴ
エプロンのプリントデザインには、店名やお店のロゴがおすすめです。シンプルでありながら、店舗やブランドの存在感を適切に伝えられるデザインといえます。もともと決められたロゴを所持している場合は、積極的に活用していきましょう。
店舗名を英語に置き換えたり、複数のフォントで試したりする方法もおすすめです。特にお店のロゴを所持していない場合は、フォントや文字の配置によってイメージを伝えられるチャンスでもあります。既製品のデザインも参考にしつつ、さまざまな角度から試してみましょう。
ポリシーやメッセージ
ポリシーやメッセージをイラストやテキストで伝える方法もおすすめです。お店やブランドが大切にしている思想やモチーフにしている対象を、オシャレなデザインで表現してみましょう。
ただし、デザインを欲張りすぎないように注意してください。一つのデザインに多くの情報を入れすぎると、一番伝えたいメッセージが埋もれてしまいます。「デザインは引き算」を念頭に置きながら、大切な部分を上手に引き立てるようなデザインを目指してくださいね。
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今回は、オリジナルエプロンのプリント方法やデザインのコツなどをご紹介しました。
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