オリジナルアクセサリーをOEMで依頼する方法!事前準備・費用を解説

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オリジナルアクセサリーを生産するには?

いつものコーディネートを格上げするアクセサリー。ピアスやリングなどはもちろん、一言でアクセサリーといっても多岐にわたります。

 

近年はファッション業界もアクセサリーブームであり、インフルエンサーが手がけるアパレルでも展開が増えただけではなく、アクセサリーに特化した専門のブランドも登場しつつあります。アパレルのOEMやブランドの立ち上げが盛んですが、アパレル以外にアクセサリーもOEMの需要が増加傾向です。

 

アパレルのOEMと同じくアクセサリーのOEMも、選び方や扱う種類に差が出てきていて悩むことが多いでしょう。ここでは、アクセサリー生産のOEMについて、OEMで依頼する方法から、事前準備・費用などを解説します。

メーカーに依頼する前に必要な準備は?

 

自分のアイデアをアクセサリーとして形にするためには、OEMへ依頼するのがおすすめです。とはいえ、何の準備もなく問い合わせてしまうと、ヒアリングや打ち合わせの際に時間がかかり、スタートが遅くなることが考えられます。

 

事前に以下のような準備をしておきましょう。

 

  • デザイン案(色味・大きさ・数など)
  • スケジュール感(いつまでに出したい・いつ注文開始したいなど)
  • 種類(わかる範囲で金属の種類など)

 

とくにアクセサリーは素材感が重要です。OEMによっては扱いのない素材や、価格が高くなってしまう場合があります。わかる範囲で使いたい素材なども書きためておきましょう。パールなど自然素材だけではなく、ガラスやプラスティック、合成素材などもアクセサリーの素材です。

 

デザインも詳細に描くようにしましょう。アクセサリーの小さなパーツの拡大図など、誰にでも分かりやすいものを用意しておくことが大切です。問い合わせの際に送ることができるとその後もスムーズに進みます。

アイテムに合わせた平均費用

アクセサリーはアパレルなどに比べ、安価なものから高価なものまで幅広く価格設定されています。そのため「そもそも費用がどのくらいなのかわからない」という人も多いでしょう。

 

OEMでのアクセサリー単価は素材によりますが、広告費・物流費・人件費などを考慮し、販売したい金額の30~40%程度で作るのが妥当な費用感です。例えば1万円代のアクセサリーを作りたいのであれば、3000~4000円で作れる素材やロットを選択していく必要があります。逆に、OEMで生産するのに1万円かかるのであれば、2万円後半〜3万円程度が販売価格の平均でしょう。

 

素材や使うパーツの種類によって金額は異なります。また、ターゲットとしている年代と販売額にかい離があると、せっかく生産しても在庫を抱えることになりかねません。10代向けに作るのに、2〜3万のアクセサリーを作るなどあまりにもかけ離れた設定にならないよう計算しましょう。

アクセサリーをOEMで依頼する方法・フロー

アパレル・アクセサリー・雑貨などOEMに依頼するフローは、どれもほとんど同じです。スケジュールの管理や変更なども頭に入れた上で進めましょう。

 

メーカーによっては、扱っているパーツをHPなどに表記している場合と、そうではない場合があります。また、フローを提示していない場合もあるので注意しながらOEMの問い合わせに進みましょう。

 

「自分のアイデアを形にしたい」とアクセサリーをOEMで依頼する具体的な方法・フローは以下の通りです。

 

1.お問い合わせ・ヒアリング

OEMはメーカーごとの強みや特徴を持っており、製造技術や品質管理体制もそれぞれ異なります。問い合わせの際にカテゴリーでアクセサリーを選び、一社に絞らずいくつかのOEMに相談しつつ、サービス内容を見比べましょう。

 

ヒアリングした際の提案力や企画力なども、しっかりと確認しておくことが重要です。基本的にはLINEやメールなどで問い合わせができ、ヒアリングもオンラインで行うOEMメーカーが増えています。

 

2.商品化に向けたサンプリング

ヒアリングした情報をもとに、サンプリングを依頼しましょう。自分がデザインしたものにOEM企業で改めてデザイン画を追記・作成します。デザインやバリエーションなどにより、少し費用感が変化する場合もあります。

 

OEMメーカーによっては、3Dでシミュレーションしてくれるところもありますが、数は多くないため希望する場合はHPなどで確認しましょう。サンプリングは、通常1〜2週間程度で完成する傾向です。

3.見積もり・製造開始

おおまかな見積もりはOEMへの問い合わせやヒアリングの際に提示されますが、ここからは細かく費用感を決めていきます。最終的な見積りはアクセサリーのサンプリングにOKが出た後、ロット数なども決めてからです。

 

サンプルは、一度でうまくいくことはありません。アクセサリーは特に大きさや角度、長さなど細かな調整が必要であるため時間を要します。サンプルは、会社に行って実物を見て修正することもありますが、簡単な確認はオンラインで実施する傾向にあります。

4.納品

見積もりが出て量産されたら納品です。OEMのメーカーによりますが、アクセサリーの製造過程を見学できるところもあります。基本的には、OEMメーカー側が検品をした上で納品となります。

 

パッケージは、見積もりなどの過程でできていることが多く一緒に納品されることがほとんどです。アクセサリーはパーツが小さく、壊れやすいアイテムであるため、検品・納品後も自分でもチェックしておくと安心して販売できます。

OEMで依頼する際の注意点

 

アパレルや雑貨と同じく、アクセサリーをOEMに依頼する際にも注意点があります。アパレルに比べ、アクセサリーは一つひとつの素材の単価が高めです。そのため依頼する際は、アクセサリーに使う素材の原価や価格変動、材質の違いなど、基礎的な知識を得ておくことが大切です。

 

アパレルやアクセサリーのOEMは近年の輸入などの影響から、仕入れ数が少なくなってしまったり、そもそも取り扱いがなかったりするなど変動が大きい業界。1ヶ月前の予定と価格がちがうなんてことも起きかねません。使用感を考えるためにもアクセサリー素材の質感などを覚えておくことも大切です。ちょっとした違和感は、アクセサリーにとって致命的。金属アレルギーがある人には特に注意が必要なアイテムです。

 

金属素材は特に写真だけでは見分けがつきません。ECなどで販売する場合「素材は何か」「金属アレルギー対策はどうか」など、多くの質問や疑問を解決しておく必要があります。アクセサリー一つですが、多くの知識や課題の追求などが求められているのです。

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