自社でノベルティバッグを作成するメリット
ノベルティの定番になっているのがトートバッグ。さまざまなブランドで、POPUP来場特典や購入特典として活用されています。ブランドのロゴやトレードマークの入ったノベルティバッグを作成するメリットは以下の通りです。
宣伝効果が高い
ノベルティであるトートバッグに、ロゴやトレードマークが入っていると、目に留まりやすく広告としての効果に期待できます。ティッシュやステッカーなどではなく実用性が高いことから、InstagramなどをはじめとするSNSでのシェア率も高い傾向です。宣伝効果が高くブランドの新規ファン獲得につながります。
また、バッグはふとした際に目に入る回数やSNSで見かける回数が多くなりやすいでしょう。そのため、SNSに必要な広告費をかけずに宣伝へとつながるでしょう。
実用性が高い
日常的に使うことができるトートバッグは、実用性が高いためノベルティとしても人気です。スーパーなどのレジ袋が有料になりエコバッグが主流となった現在、買い物の際のエコバッグにも活用しやすいでしょう。
ノベルティのトートバッグを学校や職場でのバッグ、旅行の際のサブバッグなどとして使う人も増えています。実用性が高く無駄にならず、トートバッグは長く使ってもらえることも多いため、効果的な宣伝につながります。
自社のノベルティバッグを作成する方法
自社ブランドのノベルティバッグを作成する方法はいくつかありますが、OEMなどに依頼するのも一つの方法です。
OEMとは、メーカー側が自社ブランドでないものを製造することを指します。アパレルだけではなくさまざまな業界で活用されています。初期費用を抑えられたり、生産量の調整ができたりすることから、多くのインフルエンサーブランドの商品やオリジナルのノベルティなどもOEMで制作されています。
OEMにもさまざまな形態がありますが、低コストでもオリジナル商品を作ることができるためノベルティバッグも作成が可能です。ノベルティバッグの制作は実店舗を持っていないブランドのPOPUPなどの際にも活用されています。
OEMでノベルティバッグの制作を依頼するフローは?
実際に、OEMでノベルティバッグの制作を依頼する方法やフローをご紹介します。メーカーによって、フローや方法に違いがあるので、自分が候補にしているメーカーのフローを改めて確認しましょう。一般的なフローは以下の通りです。
1. デザインを決める
オリジナルで作りたいノベルティバッグのデザインを決めましょう。この時点で素材感や大きさ、カラーなど細かく決めておくと、のちのフローがスムーズに進みます。ノベルティなので、POPUPなどに来てくれた方や、一定額以上購入してくれた方が対象ではありますが、ターゲットに沿ったイメージをしっかり固めておきましょう。
デザインやイメージが固まってなくてもお問い合わせはできます。とはいえ、イメージがある程度固まっていると話を進めやすくなります。
2. OEMメーカーを選定する
デザインを決めたら、そのデザインどおりに製造してくれそうなOEMを選定しましょう。ここで重要なのは、実際にメーカーが製作した商品を手に取って見せてもらえること。各メーカーには必ず、今までの商品やサンプルがあるはずです。結合部や縫製などの細かな部分はもちろん、素材感や色の種類なども確認しながら決めていきましょう。現在、多くのOEMがオンラインでの問い合わせや相談を受け付けています。効率的ではありますが、実際に商品を手に取ることも重要です。
3. 素材やプリント位置などの要素を決める
オリジナル要素である、素材感やプリントなどの位置をノベルティバッグのデザイン案をもとに決めていきます。実際に生産する前にサンプル品を作ってもらうことがほとんどです。この時点でデザイン案をもとにプリントの位置・デザイン・カラー・ロゴの大きさなども細かく決めてオーダーしましょう。
最近は3Dプリンターなど機器を用いてシミュレーションする企業も増えていますが、多くのメーカーは実際のサンプルを制作しています。
4. 完成イメージの確認・見積もり
ノベルティバッグのサンプルができたら、必要であれば微調整しましょう。ロゴの位置、大きさ、色の出方など、出来上がるとイメージと少し違うかもと感じることが少なくありません。微調整や修正を繰り返して、求めていた仕上がりにしていきます。
修正などが完了し「これで生産します。」と決まったら、予算に応じたロット数を設定し、見積もりを出します。見積もりはサンプルができた時点でロット数に応じて提示されることがほとんどです。
5. 発注・生産・納品
ロット数・見積もりなどが確定したら早速発注し、生産工程に入ります。多くのOEMは入金を確認後、生産に着手していきますが入金のタイミングはメーカーによってさまざまなのでその場での確認が必要です。トラブルなどがなければ、スケジューリングした納品日に納品され、ノベルティバッグの制作は完了、期日に使うことができます。
納期などのスケジュールがうまくいかなかった場合は、どこで混乱やトラブルが起きたのかをしっかり確認しておきましょう。次回以降に生かすことができます。
OEMでノベルティバッグを制作する際の費用は?
「オリジナルのノベルティバッグがほしい」「作りたい」となっても、気になるのは費用面です。OEMでノベルティバッグを制作する際の費用は、メーカーによって変わるだけではなく素材や形、カラーなどによって変動します。
ベースとなる、無地のトートバッグは一つ500〜1,000円が相場ですが、どのようなデザインを施すかによって名入れ代などの細かな価格が加算されていきます。カラーやロゴに使う素材などのイメージによって価格が変化することに注意しましょう。
また、販売するのであれば販売したい金額の30〜40%程度での制作が妥当とされています。しかし、ノベルティとして作成する場合の多くは無料配布が前提となるため、なるべく安価で抑えるのが一般的です。
OEMでノベルティバッグ制作を依頼する際の注意点
OEMにオリジナルのノベルティバッグの制作を依頼する際の注意点をご紹介します。ノベルティに限らず、アパレルやアクセサリーなどを依頼する際にも注意すべき部分です。事前に確認して、その場で慌てないようにしましょう。
希望の通りの仕上がりになるようイメージを明確にする
OEMでノベルティバッグ制作を依頼する際には「自社ブランドの名入りにしたい」「このロゴを使いたい」「この大きさのものが入るサイズ感にしたい」など、仕上がりイメージを明確にしましょう。
仕上がりのイメージが曖昧だと、工場との認識の違いが生まれ、思っていたものとは違うデザインになる場合があります。色味や使える素材がメーカーによって違うため「細かすぎるかも?」と思うくらいしっかりとイメージを落とし込んでおくことが大切です。
生産ロット数によっては価格が高くなることも
OEMでの制作は少ロットからできることがポイントの一つですが、生産数によって価格が高くなることもあります。少数生産とはいえ、デザインや個性的な形など変化が加わることで価格も高騰します。
また、ロット数の「最小単位」は決まっているためそれよりも少ない数で生産したい場合は工程を増やすことになるため、単価が高くなるでしょう。現在の最小ロット数でできるオリジナルのノベルティと、さらにプラスしたいデザインではいくら違うのかなど、比較しながら決めることも重要です。
安さだけでメーカーを決めないことも重要
OEMのメーカーによって、オリジナル制作の価格設定はさまざまです。委託する側としては、安くお願いできるのは重要かもしれませんが安いのには必ず理由があります。
扱っている素材の数が少ない・扱っている色に限りがあるなど、イメージとは違うものが出来上がってしまう可能性も少なくありません。メーカーを選ぶ際や委託する際には価格だけではなく、スケジュールの進行方向や他商品の仕上がり、クオリティなども細かく確認しましょう。
自社のノベルティバッグをOEMするならヨセミテ!
今回は、オリジナルのノベルティバッグを製作する方法や費用、注意点についてご紹介しました。
「ノベルティバッグを作りたい」「記念品・非売品で作りたい」とお考えの方は、一度YOSEMITE(ヨセミテ)にご相談ください。ざっくりとしたイメージのものを一緒に形にしていくところからサポートしているので、具体的に定まっていない状態でもお問い合わせしていただけます。
明確なデザインやスケジュールも一緒に作成していき、無理のないスケジューリングで制作を進めることができます。通常のOEMにくらべ低価格・低リスクで始められるだけではなく、初期費用や月額費用が無料なので、気軽に相談しやすいのもヨセミテならではの特徴です。