喜ばれるノベルティを作りたい!グッズ選びやおしゃれなデザイン作成のコツは?
ブランドのイベントやポップアップストアなどでよく取り入れられているノベルティ文化。ファッションアイテムから雑貨、お菓子などさまざまなノベルティがありますが、どうせならたくさんの人に喜ばれるものを作りたいですよね。
「ノベルティ」とひと言でいっても、グッズの種類やデザイン、目的は多岐にわたるものです。この記事では、ノベルティ選びのポイントやおしゃれなデザインを作成するときのコツなどをご紹介します。
おしゃれなノベルティを作る4つのポイント
ノベルティを作る際、「おしゃれなものを作りたい」というのは作り手側共通の思いでしょう。シンプルながらどこかにセンスが光るアイテムは、「毎日でも使いたい!」と思わせることができます。
ここでは、おしゃれなノベルティを作るためにおさえておきたい4つのポイントをご紹介します。細かい部分にも注目し、おしゃれなノベルティ作成に反映させましょう。
ターゲットを選定する
ノベルティ作りを検討し始めた際、まずはターゲット選定から始めます。ここで、「お店に来てくれた人」「商品を購入してくれた人」などのざっくりしたターゲットにするのではなく、より細分化して選定することが大切です。
たとえば以下のように基準を設けましょう。
- 性別
- 年齢層
- ノベルティの使用シーン
- 職場や学校などでの過ごし方
- トレンドへの敏感さ
- 普段のルーティンや行動範囲
サイズ感や色合いなど、デザインを考えるうえでも、細かいターゲットの選定は役に立ちますよ。
トレンドのカラーや模様を取り入れる
トレンドのカラーや模様、形などは年々変化します。もちろん、長い間変化することなく愛され続けるデザインもありますが、注目を集めるために適度にトレンドを取り入れることも重要です。
特にノベルティのターゲットが若い年齢層の場合は、トレンドにも敏感な傾向にあります。「欲しい!」「かわいい!」と思ってもらえれば、SNSで拡散されるきっかけになり、認知向上にもつながるでしょう。ただし、トレンドのカラーやデザインは比較的派手なものが多いため、取り入れる際は注意が必要です。
シンプルなデザインを採用する
ノベルティを作る際は、可能な限りシンプルなデザインを採用しましょう。いくらトレンドとはいっても、派手で奇抜なデザインのノベルティは飽きがきてしまう可能性が高いです。
たとえば、エコバッグはノベルティでもらうと嬉しいアイテムですが、あまりに奇抜すぎると持ち歩きを躊躇されてしまうことも。そのため、奇抜なデザインよりは、シンプルで万人受けするデザインのアイテムを選ぶのがおすすめです。
サステナブルな素材を使う
近年、サステナブルな素材や考え方で作られた商品に注目が集まっています。ショップやブランドがサステナブルな取り組みに参加することは、企業にとっても消費者にとってもメリットです。
サステナブルな素材で作られているおしゃれなノベルティを作ることで、企業の注目度アップにもつながるでしょう。
作成者必見!おしゃれなデザイン作りの7つのコツ
ノベルティにはさまざまな種類がありますが、なかでもおしゃれなデザインのアイテムは喜ばれます。しかし、「オリジナリティのあるおしゃれなデザインが思いつかない……」など、悩みも出てくるでしょう。
ここでは、ノベルティを初めて作成する方やデザインに悩んでいる方に向けて、おしゃれなデザイン作りの7つのコツをご紹介します。
既製品やデザインサイトを参考にする
どんなものをノベルティにするか悩んだときは、他のブランドの既存ノベルティを参考にしましょう。ただし、どんなにおしゃれでも真似や模倣はNGです。あくまで参考にするだけにとどめるようにしてください。
既製品やデザインサイトを見ながら、人気アイテムや高評価な商品をチェックし、ノベルティをもらう消費者の評価を確認するのがおすすめです。いざノベルティを作るとき、どこに配慮すべきかがわかりますよ。
目立たせたいモチーフを厳選する
ノベルティにモチーフやロゴを入れたいと考える人は多いでしょう。認知度向上のために、独自性のあるおしゃれなモチーフやロゴは欠かせません。
しかし、モチーフやロゴがたくさんあると統一感に欠け、結果的におしゃれさを半減させかてしまうことも。目立たせたいものや押し出したいものは厳選し、最大限そのモチーフがおしゃれに目立つようデザインしましょう。
わかりやすいテーマを取り入れる
たとえばサステナブルや和、海、地球など、ノベルティにわかりやすいテーマを取り入れるのもポイントです。イベントなどでノベルティを作る場合は、そのイベントのテーマに沿って作ると統一感も出せるでしょう。
テーマの取り入れ方はさまざまです。カラーで表現するも良し、オリジナルのイラストを組み込むのも良し。テーマを定めて世界観が伝わるようにデザインを作成すると、「ブランドらしさ」も自然と表現できますよ。
グッズ作成サイトのデザインツールを活用する
一般的に、オリジナルグッズ作成サイトのデザインツールは、幅広いカラーや手法をそろえています。ツール上でデザインを落とし込むことで、そのまま入稿・受注が可能です。カラー違いでいくつかのデザインを作ることも簡単にできますよ。
ヨセミテは、デザインテンプレートやツールの種類、サンプルなど参考にできるものがたくさんあります。デザインに慣れている方はもちろん、初めてデザインする方でも気軽に使える仕様です。
複数のフォントやカラーリングを試す
デザインの候補を増やすためにも、複数のフォントやカラーリングを試してみましょう。同じデザインでも、フォントやカラーを変えることで与えるイメージや見え方が大きく異なります。
おしゃれに見えるフォントはどれか、どのカラーとの組み合わせがブランドイメージに合っているのかなどを考え、とっておきのノベルティを作りましょう。同じテキストデザインでも、文字間隔を調整するだけでまったく異なる印象になりますよ。
写真や絵画などを取り入れる
写真や絵画、イラストを使ってノベルティデザインを作るのもおすすめです。比較的簡単に作成でき、おしゃれに仕上がりやすい加工方法のため、長く使えるアイテムになるでしょう。
ただし、ノベルティとはいえ著作権や肖像権が発生するため、注意したうえで作る必要があります。オリジナル以外の写真や絵画を使う際には、権利をしっかりと確認してくださいね。
デザイン決定前に周囲に意見を聞く
自分が良いと思うデザインと、周りからの評価は別物です。いくつかデザインを作ったうえで周りからの声を聞き、修正や変更を行いましょう。
このとき、迷っている箇所やデザインのポイントなどを具体的に相談するのがおすすめです。第三者と擦り合わせることで、自分では思いつかなかったデザインやアイデアが浮かぶ可能性もありますよ。
できれば避けたい…イメージダウンにつながるグッズの特徴6つ
基本的には喜ばれることが多いノベルティですが、なかにはイメージダウンにつながってしまうものもあります。こだわりを込めて作ったものが、企業やブランドにとって悪い方向に作用することは避けたいですよね。
ここでは、イメージダウンにつながるノベルティグッズの特徴を6つご紹介します。
生もの・消費期限があるもの
食品のノベルティとして、クッキーやビスケット、キャンディなどを目にしたことがある人もいるでしょう。比較的日保ちする焼き菓子などは問題ありませんが、日保ちしない生ものや消費期限が短いものは避けたほうが無難です。
ノベルティで食品をもらってもすぐ食べることは少なく、消費期限が短い場合は捨てられてしまう可能性もあります。「消費者への配慮が不足している」などイメージダウンにつながることもあるので注意しましょう。
差別化が図られていない定番アイテム
ノベルティとして定番のアイテムを選ぶのは悪いことではありませんが、差別化が図られていないものは企業イメージもかすみかねません。たとえば以下のようなアイテムが挙げられます。
- 企業のロゴが大きく入ったファイルやメモ帳
- 蛍光ペンのセット
- 会社名を入れただけのボールペン
一見すると便利で喜ばれそうなノベルティですが、よくあるアイテムなだけに「どのブランドのものだっけ?」となることも。定番アイテムをノベルティとした場合は、同じように展開する企業やブランドをリサーチし、機能性やデザインなどで差別化を図るようにしましょう。
作りやデザインが粗末なもの
ノベルティだからといって、作りやデザインが雑で粗末なものはあまり良い印象を与えません。「販売されている商品自体のクオリティも低いのでは」と思われてしまいます。
決められた予算があり凝ったノベルティを作れないのであれば、シンプルなデザインのものにするなど工夫をして一定のクオリティは担保しましょう。
わかりやすくコストカットされたもの
ノベルティは、無料配布もしくは規定以上の購入に無料で特典としてプラスするのが一般的です。そのため、コストを多くかけられない企業やブランドも多いでしょう。コストカット自体は悪いことではありません。
しかし、安っぽいペンや大きさがそろっていないトートバッグなど、明らかなコストカットが露呈したノベルティではイメージダウンにつながることも。
代替案として、おしゃれさを求めずにシンプルなデザインにするなどがあります。ノベルティを作る際は、コストカット第一で考えないよう注意しましょう。
「自分はターゲットではない」と察してしまうもの
たとえば、Z世代向けにデザインしたノベルティを、40代の方に向けて配布してしまうと、「自分向きではないな」と判断され使われなくなってしまいます。
「あのブランドはユーザー層が40代なのに、ノベルティは学生が使うようなものばかり」となれば、どんなにおしゃれなノベルティであっても、イメージダウンにつながるでしょう。ノベルティのターゲット選定や細分化が必要なのは、こういったミスマッチを防ぐためでもあるのです。
普段使いしにくい高級品
ノベルティは、消費者の日常に寄り添うアイテムを選びましょう。ひとつあたりの単価も抑えられるため、企業やブランドにとってもメリットといえます。
たとえば、少し高めの万年筆よりもちょっとしたときに使えるボールペンやシャーペンなどがおすすめです。気負わずに使えるものをノベルティとして検討してみてくださいね。
おしゃれで人気のノベルティ15選
おしゃれなノベルティ作りのコツや注意点について触れてきましたが、デザインだけではなくアイテムそのものにも注目しましょう。
いくらおしゃれなノベルティであっても、実際に使ってもらえなければ意味がありません。ここでは、おしゃれで人気のノベルティを15種類ご紹介します。
ブックカバー
文庫サイズのブックカバーは、ノベルティとしても人気が高く、多くの書店やお店でも取り入れられています。サイズが合えば手帳やメモ帳にも代用でき、汎用性も高いです。
シンプルで手触りのいいレザーやコットン素材の他、サステナブルの観点からりんごの皮を再生したものなども展開されています。企業のロゴは内側などに小さく入れることで外観も気にならず、年代関わらず使えるおしゃれなノベルティとなるでしょう。
モバイルバッテリー
今や多くの人が持っているモバイルバッテリーも、ノベルティとして人気の商品です。たとえおしゃれなデザインでなくても実用性が高いため、使用率は高く、年代問わず使えます。
モバイルバッテリーをノベルティとして採用する場合、デザインよりも大きさや重さを考慮することが重要です。大きくて重いものより、小さくて軽いモバイルバッテリーのほうが重宝されるでしょう。
トートバッグ・エコバッグ
ノベルティの定番であるトートバッグやエコバッグは、おしゃれで使いやすいものが人気です。大きさは、A4サイズのファイルや教科書が入る程度のものが良いでしょう。
エコバッグであれば食料品や日用品の買い物で使うことを想定し、マチが広く丈夫な作りにするのがおすすめです。レジ袋の有料化に伴い、エコバッグやトートバッグの需要は増えているため、ノベルティとして前向きに検討してみてくださいね。
サコッシュ
サコッシュは、トートバッグと同じくらい人気のあるノベルティです。マチがなく、薄型のミニマムなデザインでありながら、開け口が大きく使いやすいと話題になっています。軽量なのも嬉しいポイントです。
近年の荷物の最小限化を加速させている要因の一つであり、ノベルティでもおしゃれなものが多く展開されています。ナイロンなどの防水性の高い素材を使い、プールや海などのレジャー時にも使えるようなデザインが人気です。カラー展開やポケットの数で差別化を図ると良いでしょう。
タンブラー
今では一般的になってきたタンブラーも、ノベルティとして人気のアイテムです。おしゃれなデザインが多く、さまざまなシーンで使われています。スポーツジムの入会者特典としておしゃれなタンブラーをもらえることが多いです。
タンブラーとひと言でいってさまざまな種類があります。ターゲットに合わせてデザインやカラー、形を決め、オリジナリティあふれるタンブラーを作ってみてくださいね。
マグカップ
ブランドロゴや個性的なデザインが多いマグカップをノベルティにしている企業も多くあります。マグカップは普段使いできるノベルティのひとつです。デザインやブランドにこだわらない人にとっては、実用的なノベルティといえるでしょう。
タンブラーと同じく、マグカップとひと言でいってもさまざまな種類や形状があります。厚さや大きさなども含めてノベルティをデザインしましょう。たとえば、マグカップに温かいお湯を入れると模様が変わる、色が変化するといった遊び心のあるデザインをするのもおすすめです。企業やブランドのイメージアップや認知度アップにもつながるでしょう。
サステナブルな文房具
ノベルティのなかでも、文房具を展開している企業やブランドは多くあります。なかでもボールペン、シャープペンシル、蛍光ペンなどは定番です。差別化をはかるためにも、ノベルティとしてサステナブルな文房具が近年注目を集めています。サスティナブルなノベルティ文房具の例は以下の通りです。
- 木材クリップ
- 環境配慮型のボールペン
- ゴミの出ない消しゴム
- バナナや廃棄物を使用し再生したノート
- 再生利用されたクリアファイル
まだノベルティとして認知度が高くないアイテムだからこそ、差別化も図れるでしょう。
Tシャツ・パーカー
Tシャツやパーカーもおしゃれなノベルティとして人気です。アパレルブランドが規定以上の金額を購入したお客様に向けて作る場合が多く、シンプルで使いやすい胸元ロゴや、白や黒などベーシックカラーのものが定番でしょう。
パーカーはジップタイプと被るタイプのもの2種類を用意し、どちらかを選べるというノベルティ展開をするのもおすすめです。予算やターゲットに合わせて選択してみてくださいね。
しおり
本の間に挟むしおりは、ノベルティとして長い間愛されてきているアイテムです。スマホやインターネットが普及した今、紙の本を好む人は少ないのでは、と思うかもしれませんが、一部の読書好きからは支持を得ています。
一般的に、本や雑貨を購入したときにもらえる傾向にあります。しおりはコストをあまりかけずにデザイン性に富んだものを作ることができるため、作り手側としても嬉しいノベルティといえるでしょう。
タオル
タオルやハンカチは何枚あっても困らない、実用性の高いノベルティといえます。毎日使うアイテムのため、目に触れる機会も多くなり、ブランドの認知向上にもつながるでしょう。
ただし、大きいロゴがデザインされている、あるいは個性的で奇抜なカラーを使用しているタオルはあまり好まれないため、注意が必要です。ノベルティとして作る際は、シンプルでさりげないおしゃれさを持ち合わせたタオルをデザインしましょう。
ハンディファン
近年の暑さから、年齢に関係なく愛用者の多いハンディファン。「ノベルティとしてもらえると嬉しい!」と声が上がるものとして、人気が高まっているアイテムです。夏に欠かせないハンディファンは、サイズやカラー、デザインは多岐にわたります。
さらに、充電式か電池式かなど、自立するかしないかなど、機能性もさまざまです。自社のターゲットを加味したうえでデザインや機能を検討すると良いでしょう。
コースター
冷たいものを飲むときや来客の際にも使うことが多いコースターは、おしゃれなノベルティとして知られています。多くの企業やブランドが取り入れていて、ロゴやデザインにも個性が出やすいアイテムといえるでしょう。
コースターとひと言でいっても素材や形状など、多くの選択肢があります。近年は珪藻土素材のシックなコルクが人気です。ブランドイメージやデザインに合わせ、素材を決めてみてくださいね。
オリジナルパッケージのスイーツ
基本的に、ノベルティで食べ物は好まれませんが、飴や金平糖など賞味期限が長いものは人気です。社名やブランド名、オリジナルイラストなどが添えてあるパッケージのスイーツをノベルティとして送付・配布する企業も多くあります。
下記に、オリジナルパッケージのスイーツとして人気のものを挙げました。
- 飴
- 金平糖
- クッキー
- お煎餅
- ビスケット
- チョコレート
- ペットボトルドリンク
- ジュースなどの缶
ノベルティを配布するシーンや対象者によっては、スイーツも喜ばれるでしょう。
Bluetoothスピーカー
今や100円ショップなどでもBluetoothスピーカーが販売されている時代です。ノベルティとしても人気が高く、お風呂場やキッチンなどで使える小型のものをデザインすると話題になるでしょう。
なかなか見かけない音楽機器をノベルティにすることで、企業のイメージアップにもつながります。ロゴはスピーカーの端に入れるなどシンプルにまとめ、どんなインテリアにも馴染むデザインにするのがおすすめです。
デザインハンカチ・タオル
デザインハンカチやタオルをノベルティとして作るのもおすすめです。デザインハンカチ・タオルとは、特殊な畳み方で動物やケーキ状になっているものを指します。
実用性があるタオルを、ひと手間かけてノベルティとして渡すことで、企業のイメージアップにもつながるでしょう。企業のイメージキャラクターに寄せて作っても良いかもしれませんね。
オリジナルグッズの作成ならヨセミテへ!
アパレルイベントや話題のブランドのポップアップストアなどで配られるノベルティは、おしゃれでかわいいデザインのものや高い機能性のあるアイテムが増えてきています。こだわりを詰め込んだノベルティは認知度向上やイメージアップにもつながるため、作成を検討している企業やブランドも多いでしょう。
オリジナルグッズ作成を検討している企業・ブランドにおすすめしたいサービスが、「ヨセミテ」です。
ヨセミテでは、サイト内のデザインツールで誰でも気軽におしゃれなアイテムをデザインできます。また最小1個から作成可能であるため、ミニマムな販売・配布にも対応可能です。サスティナブルグッズやサウナグッズなど、トレンドに寄り添ったラインナップも展開しています。
もちろん、Tシャツやマグカップなどの定番アイテムも人気です。ぜひこの機会に、ヨセミテの商品ラインナップをチェックしてみてくださいね。